問題だらけのPTAはいらない?改革して仕事を減らしてみた結果

委員や運営役員のなり手がいない。

役員決めはじゃんけん、委員決めはくじ引き。

「強制」だの「義務」だの、会員の雰囲気が重~いPTAは、たいてい、

子どもの成長に関係なさそうな仕事が多く、保護者の負担になっていることが原因だったりします。

 

育児に、家事に、仕事に、介護に、療養に…

忙しい毎日のなか、時間のやりくりがむずかしい母親(たまに父親)が、たまたまPTA会長になったばっかりに、

自分の子どもが出ていないのに、隣の学区の小学校の運動会や、中学校の卒業式に、来賓として出席して、

貴重な週末に、家族を置き去りにして、会長としての仕事に、丸一日、費やさなくてはならない。

子どもの成長のための活動、とうたうPTAなのに、

運営役員の子どもたちの成長は、犠牲にされているという矛盾…

 

そんなPTA運営役員の大変さを見て知っているからこそ、やってもいいと思う人が、どんどんいなくなります。

また、PTA経験者が、善意から、まわりの友人たちに、「やめておいた方がいい」とアドバイスしている例もあります。

根っからの生徒会長キャラの方が、幸運にも上に立ってくれて、彼・彼女たちの献身的な奉仕のおかげで、奇跡的にうまくまわっていっているPTAに入れたなら幸せですが、もし、そうじゃなかったとしたら・・・?

 

PTAは、いらない?

せめて、自分だけは退会して、面倒から逃げておく??

 

そんな極論が、近年ネットを中心に増えてきていますが、リアルなコミュニティでは、無言の同調圧力のためか、あまり快く受け入れてもらえないかもしれませんね。

逆に、余計な摩擦を生んで、さらに面倒くさそうです。お子様の育ちに悪影響があっては、本末転倒。

すぐに遠くへ引っ越すというなら、話は別ですが、。。。

 

では、PTAの仕事をへらして、子どものための活動だけに限定したら、参加者が増えて、雰囲気も良くなるのでは?

 

 

現代の保護者層に合った組織へのPTA改革は、やってみる価値があると思いませんか?

 

今回は、そんな、一部の善意の会員に、運営役員という多大な負担を強いて、

あまりやる気のない(失敬!)会員には「義務」として、薄く広く負担を迫って渋々参加させる、問題だらけの楽しくないPTAを、

スリム化して、多くの人が参加したくなるような組織に改革しよう!

と、試行錯誤する、有志の保護者たちの活動記録とPTAへのホンネを、リポートします。

 

PTA改革のきっかけ

 

PTA改革の舞台は、なごみの子どもたちが通っている公立小。どこにでもある、各学年2~3クラス程度の、駅から徒歩15分の、住宅街に位置する小学校です。

10年前に少子化が深刻で、続々と小中学校の統廃合が決議され、現在、多数の小中学校で、統合がすすめられています。

しかし、10年前と打って変わって、ファミリー層の都心回帰の流れで、地域の子どもの数は増え続け、

統合しなくても、1学年3クラスはある中規模の小学校同士が統合するので、

新校は、1学年4~5クラスで、児童の定員は、ほぼほぼ満員。一気に、マンモス校になりました。

 

PTA改革が始まったのは、この、統合新校がきっかけでした。

ふたつの小学校のPTAを、一旦終わりにして、新しい学校のための新しいPTA組織を、一からつくる必要があったからです。

なごみの子どもが在籍していた小学校は、昔から、兼業主婦がほとんど。

みんな忙しいのはお互い様~の気持ちで、「できる人が、できる時に、できる事を」協力して、知恵と労働力を出し合い、平和なPTA活動をしていました。

 

ところが、統合相手の隣町の小学校は、団地や賃貸住まいで入れ替わる世帯が一定数いました。

また、近年、さまざまなトラブルを経験し、保護者間での不満と不公平感が高まるなか、

運営役員はもちろん、委員すら、なり手に欠く状況でした。

 

数年前からポイント制を導入していたそうで、

「子ども一人につき、1~2度は委員か役員が義務」「一年間に、イベント手伝い参加で、12ポイント達成が義務」「委員会は全部で8こ」「庶務はコピー代自腹」「役員推薦委員会は役員勧誘の電話代自腹」「ポイント達成しないと、翌春の委員決めでつるし上げ」などなど、

まさに、阿鼻叫喚のPTAアリ地獄を、多くの会員が経験していた、というのでーーーす!!!

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]そんなPTAやだぽ~。( ;∀;) たのしくやろうぽ~。[/voice]

統合はチャンスだから、多くのPTAが抱えがちな問題点を克服して、今の時代にあった組織にしよう!

 

こういった声が、両校の保護者から聞こえるようになりました。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

マンモス校になったら、今いる小学校よりも、もっといろんな人がいる。

にっちもさっちもいかなくなってしまう前に、スタート地点から、PTA改革をしてしまおう!!

[/voice]

 

という事で、新校準備委員会という、時限的な特別委員会が設置され、有志のPTA会員ママ達が集まり、

PTA改革の火ぶたは、切って落とされたのでした。

 

PTA改革の手順

PTA改革は、具体的に、以下のような手順を踏みました。

 

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① 各委員会、運営役員の、仕事の棚卸し

② 続けるべき仕事/廃止していい仕事の仕分け

③ 続けるべき仕事をもとに、委員会と運営役員の人数と仕事の割り振りを決める

④ 組織図と規約を作り、統合前年度の各校の運営委員会(役員と委員長と校長先生が出席)で、仮承認を得る

⑤ 新校初年度のPTA総会で、④の内容の承認を得る(委任状ふくめ、3分の2以上の出席者のもと、過半数の賛成で成立)

[/btn]

 

①と②で、新校準備委員会の中での意見を取りまとめるのに、まるまる1年かかりました。

話し合いの結果、

 

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学級代表と校外(児童安全)と役員推薦の3つの委員会は存続

広報、文化育成、衛生委員会の3つを廃止

スポーツ大会や冬まつりなどの地域交流イベントは、行事委員会をあらたに設置

[/btn]

 

が決定しました。

従来の委員会を3つ廃止し、イベントごとに行事委員会を設置したので、委員会の数は微減でしたが、

廃止した委員会の仕事は全部需要が少ないと見なし、なくしたので、仕事量は格段に減りました。

 

そのほかの改革としては、

[btn class=”bg big”]ベルマークと資源回収(それぞれ年間5~10万円ほどの資金源となっていた)を廃止

保護者サークルへの過度な配布金は減額、代わりに、サークル長の運営委員会への参加義務も撤廃

区の小P連という組織には、引き続き所属[/btn]

 

小P連への関与をなくす案も、ぎりぎりまで検討されましたが、結局、続けることになりました。

 

なごみが目指していた小P連の当番の仕事は廃止できず、上納金を支払いを続けることになりましたが、

PTA会長が学校の代表で会合に出席することで校長先生の負担を減らすメリットだけでなく、

保護者サークルのリーグ戦参加や、地域とのつながりを維持する面でも、有用との結論に達しました。

自分だけでは見いだせなかったであろう物の見方・考え方を知れたことは、個人的には収穫でした。

 

では、PTA改革の合意形成に、どうして1年間もかかったかと言うと、ふたつ理由があります。

 

  • PTAの担っていた仕事が多岐にわたり、各委員会への聞き取り調査に、8回も会合を持たなければならなかったこと
  • 温度差のちがう人の意見を、PTA組織のスリム化にむけて集約する過程で、過去に役員経験のある方々からの廃止反対の意見を受け、そのたびに、ていねいに話し合ったこと

 

役員経験者が改革の抵抗勢力になるのは、よくある構図だそうです。

廃止と言われると、自分が過去にやってきたことを、否定されているような気持ちになってしまうからですね。

この点も、改革を進めるにあたって、無視できない大事なポイントです。

 

 

PTA問題点あるある

PTAが抱える問題は、テレビ報道やネット世論などを通じて、社会問題化してきていますので、これからPTAにかかわることになる親御さんも、いろいろなところで、耳にしていきていると思います。

やりたくない人が強制的に仕事をやらされていることで、校長室での会員の自殺未遂や、訴訟沙汰につながったケースもありましたし、

千葉県では、PTA会長が小学生女児を殺害する凄惨な事件が起きました。(←この事件はPTA組織の問題とは無関係ですが、PTAという言葉のイメージは、じゅうぶん悪化したと思います。)

 

せっかく、「子どもの健全な成長のため」に学校と保護者が協力して、相互を補い合うことのできる組織であるにもかかわらず、

ネガティブなイメージが先行してしまうのは、もったいないことです。

が、PTAで辛い思いをしてきた人、今もしている人が、少なくないのは、紛れもない事実です。

 

では、多くのPTAが抱えがちな問題とは、どんなものがあるのでしょうか?

 

よくある問題点

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  • 本当は「任意加入」と文科省が定めているのに、任意と公言してしまっては人数が減るかもしれないとのおそれから、入学と同時に自動入会にしている。
  • 委員はまだしも、委員長や運営役員の仕事の負担が非常に大きく、なり手がいない。
  • 任期が1年、人材が流動的で、改革しようにも進まない。合意形成のため、改革するには、最低2年は必要。
  • 波風を立てないようにと、前例を踏襲しがち。予算配分も前年度同様になりがち。
  • 活動の目的や、実際にいつといつのスケジュールを抑えておくべき仕事なのかといった、具体的な説明が無いまま、委員になってと言われても困る。
  • 委員と委員長の仕事の負担の差は歴然なのに、委員になった人は、みな平等に、委員長になる可能性がある「二段階選出」方法のために、委員になるのを尻込みしてしまう。
  • 会員間での平等を強調しすぎて、くじ引きなどで委員や委員長に決まってしまった人の中には、実際の活動にまったく参加しない人も出てきて不満を生み、士気が低下する。
  • 働く母親が増えたことで、平日の夜や週末に会合を開くことが増えたが、一方で、専業主婦は平日の午前中~昼間は都合がつけられても、夜や週末に子どもを預けて外出できない人が多く(だからこそ、専業主婦で居ざるを得ないのだし)、会合の日時を最適に設定することがむずかしい。
  • 平日の夜の委員会の会合に出席するために、まだ幼いわが子を、夜間、子どもだけで留守番させるのは安全ではないが、託児もできない。

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本当に子どものためになっているという実感が伴えば、すすんでボランティアをしたい人は、一定数いるものですが、

目的が見えにくく、拘束時間が見えにくく、子どもの安全が置き去りにされている状況は、今もいろんなPTAが抱えている共通の問題です。

 

なごみの子どもが通う小学校のPTA改革も、まだまだ、道半ばです。

 

続く・・・

 

 

小学校の保護者会・懇親会でのあいさつスピーチ実例

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。

小学校の保護者会では、突然、保護者が順番に、自己紹介をまじえながら短いスピーチをすることが、よくあります。

上の子が初めて小学校入学となると、勝手がわからず、突然のあいさつのご指名に、頭が真っ白。。。なんてことにもなりかねません。

 

人前で話すことに慣れていらっしゃる方は、お父様もお母さまも、即興でも、とてもお話上手ですが、

なごみはそんなに得意なほうではありませんので、(-.-)

スピーチのトップバッターにならないように、端の席に座らならないように気をつけています。ガチで小心者やーん。

 

突然の自己紹介とごあいさつのスピーチにあわてないために、

実例を参考にしつつ、あらかじめ、話す内容を考えておくと安心です。

 

今回は、学級保護者会・懇親会で使える、自己紹介のスピーチの実例を紹介します。

 

保護者会の流れ

保護者会の流れとしては、大体、

 

①学年全体の保護者会(体育館やホールなどで) → ②各学級の教室で、クラスの保護者会

 

となります。①の全体会は、とくに議題が無ければ、省略されます。

 

②の各学級での保護者会の前半は、先生からの資料をもとにした説明&質疑応答の時間があり、

 

後半は、先生と保護者の懇親会のような形になります。

 

この後半ですね、スピーチするのは。。。

端っこに座っている方から順番に、家での子供の様子などをまじえながら、自己紹介をします。

 

保護者会でのあいさつ・短いスピーチのポイント

 

学級の保護者会・懇親会では、自分の子どものことや家庭について、同じクラスの保護者の方々に知っていただける、

いいチャンスです。

 

悩みごと(それほど深刻でないもの)や、子どもの特徴(乱暴な場合は先に謝ったり、持病のことなど説明)を伝えることで、

お互いを知って、理解が深まり、のちのちの大きなトラブルの種を、小さなトラブルで済ますことができるきっかけになったりもします。

 

できるだけ率直に、自分の言葉でお話をし、愚痴や自慢話に聞こえるものは避けるのが賢明です。

 

制限時間は特にありませんが、多い時で、30人前後の方の自己紹介を聞くことになるので、

1人あたり、30秒~1分間ほどで、長くならないように、ごあいさつをします。

 

[btn class=”bg-yellow big lightning”]

<保護者会でのスピーチのポイント>

 

✔ 1人あたり、30秒~1分間

✔ 率直に、自分の言葉で

✔ 子育ての悩み事(食の細さ、スマホ、夜更かしなど)を共有する。他の人も悩んでいるかもしれないから

✔ 子どもの特徴(お友達に手を出してしまうのを謝る、軽度の難聴、軽度の発達障害、アレルギーなど)を説明する

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では、実際のスピーチは、どのような流れで、話を進めればいいのでしょうか?

 

以下に、スピーチ実例を、いくつかのせてみました。

 

自己紹介のスピーチ実例

 

(スピーチ実例)

はじめまして。〇〇〇〇の母の(父の)、××です。よろしくお願いします。(おじぎ)

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]最初のフレーズは共通です。[/voice]

 

① アレルギーなど持病

 

息子は、エビとカニとナッツ類にアレルギーがあるので、給食の献立によっては、先生の許可のもと、お弁当を持参することがあります。

早生まれで、体も小さい方なので、親としては何かと心配ですが、本人はいたって元気でして、小学校に通うのを楽しみにしていました。

これから、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

② 仕事が忙しい

 

主人と私は、朝が早い仕事なので、息子より先に家を出てしまいます。

朝の交通指導の旗振りに参加できず、申し訳ありません。

できることを探して、クラスのお役に立ちたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

③ 複雑な家庭環境

  → PTA活動に参加できない旨の理解を得たい

 

・ 2年前に離婚しまして、今は、息子と下の娘との3人暮らしです。

・ 認知症の義理の両親を、自宅で介護しています。

片親のため、(介護中のため、)なかなか学校行事に参加することがかなわず、

子どもには、さみしい思いをさせているのではないかと懸念もございますが、

子どもが手に届くところにいるうちは、できるだけ、子どものことにも、目をかけていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い致します。

 


 

④ 子供が乱暴で、過年度に、他の子どもへ迷惑をかけているので、お詫びと通級への理解

 

息子は、小さい頃から、気持ちをうまく伝えられずに、ついお友達に手をだしてしまって、保育園でもトラブルになることがありました。

昨年度は、同じ学年のお子さんにケガをさせてしまい、児童とご家族の方々には、心から申し訳なく思っております。

家では、自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さをよく言い聞かせ、本人も反省しております。

特別な支援が必要な子なので、昨年より、学校の先生方や、通級指導の先生方をはじめ、医療機関や、発達支援センターなどの助けを借りて、

感情の抑え方や、友達とのコミュニケーションの仕方を、親子ともども、学んでおります。

これからも、同じクラスのお子さまには、ご迷惑をおかけすることになってしまったら、本当に申し訳ないのですが、

心も体も成長できるよう、精一杯しつけて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

こういった、ちょっと深刻なケースは、言葉を惜しまず、まず、こころからの謝罪を伝え、それから、本人の頑張りを伝えます。

実際に迷惑をかけた手前、自分の子どもをかばうような言葉は、いまは飲み込みます。

担任の先生からも、後押しがあると思います。

心配なときは、先生に連絡帳などで相談して、どこまで踏み込んで話すべきか、よく考えましょう。

[/voice]

 


 

⑤ 悩みごとのシェア

 

うちの子はこども携帯を持たせておりますが、最近、スマホに変えたい、欲しい欲しいと申しております。

「クラスのみんなは持っている」とのことでしたが、本当でしょうか?

こども携帯よりも、スマホの方が、いざという時のために、持たせておくと安心でしょうか?

もし、お子さまがスマホを持っているという方がいらっしゃったら、ぜひお聞かせいただきたいのですが、。。。

 


 

⑥ かるい雰囲気の自己紹介

 

とくに、説明したり謝罪したりと、込み入った事情のない時は、当たり障りのない内容で、明るくスピーチしましょう。

 


 

家が学区の境目にちかく、子どもの足で片道30分弱かかるので、毎日の通学だけで「疲れた~」と申しております。

たくさん歩いて、丈夫な体を作ってほしいと思います。

朝は親子で通学路を歩いておりますので、お見かけになられましたら、ぜひお声かけください。

これからどうぞよろしくお願いします。

 


 

上に4年生のお兄ちゃんがいます。女の子にしては活動的で、何でも上の子と同じにしたがるので、

先日も、放課後、お兄ちゃんのお友達と一緒に遊んでいるときに、〇〇公園のジャンボ滑り台を、スケボーで降りようとしたらしく、(笑)

女の子なのに、顔に傷でもできたらどうしようと、母親としては心配です。

男子とも女子とも仲良くなるタイプですが、これからも、いいお友達に恵まれるよう祈りながら、毎朝、送り出しています。

これから、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

食がほそく、幼稚園の給食も完食できないくらいだったので、小学校の給食は食べられるかな、大丈夫かな、と心配ですが、

こちらの小学校では、給食のなかでも、手作りのパンが特においしいとの評判を伺いましたので、

本人もその献立がでてくる日を、楽しみにしております。機会があったら、わたしも食べてみたいです~。(笑)

これから、どうぞよろしくお願い致します。

 

まとめ

 

小学校の保護者会での、突然の保護者による自己紹介!

短いスピーチながらも、ポイントをおさえて、効率よく、自己紹介できるように、あらかじめ内容を考えておくと安心です。

 

<保護者会でのあいさつスピーチのポイント>

✔ 1人あたり、30秒~1分間

✔ 率直に、自分の言葉で

✔ 子育ての悩み事(食の細さ、スマホ、夜更かしなど)を共有する。他の人も悩んでいるかもしれないから

✔ 子どもの特徴(お友達に手を出してしまうのを謝る、軽度の難聴、軽度の発達障害、アレルギーなど)を説明する

 

説明が必要な、込み入った事情がある場合は、クラスの保護者の方々に知っていただく、絶好のチャンスです!

 

学校で、わが子に何かあった時に、わが子が何かをしてしまった時に、

お子さま本人や家庭の特別な事情を事前に知ってもらっていれば、変な噂を流されたりといった二次的なこと防げるかもしれないので、

お子さんにとっても、ご家庭にとっても、まわりの方からの理解を得ることは、とても重要です。

 

また、自分ではなく、他の保護者の方が、様々なご事情を打ち明けてくださるのを聞く場合もあります。

保護者同士で、おたがいを知り、理解を深めていくことで、担任の先生の、円滑な学級運営の一助になれば、子ども達のためにもなりますね。

 

スピーチの準備をしておき、あとは安心して、保護者の方との交流を、心から楽しめますように♪

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

PTA役員の推薦を辞退するおわび状のポイント3つと文例

もうすぐ新学年、新学期ですね。

 

春の最初の保護者会は、委員決めなど(ていうかソレのみ)、ヘビーな議題がありますね。

なごみは、委員決めが難航するであろう、5年生の保護者会の翌日に、先手を打って、マッサージの予約を入れました!

ゴリゴリ強めの指圧系!効きそうです~~~。笑

さて、今回は、PTAや保護者会の役員に推薦されて辞退する場合の、おわび状(手紙かメール)の文例を紹介します。

 

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。私が子どもを理系に育てよう!と目覚めたきっかけについては、ブログについてをご覧くださいませ。(^^)

 

なごみには、ふたりの子どもがおります。ともに小学生で、PTA活動は、一保護者として、ほどほどにやっています。

なごみのPTAへのかかわり方のスタンスは、まったくやらないわけではないけど、毎年がっつりやるわけでもなく、家族と相談しながら、ほどほどな距離感を保つことを心掛けています。

じつは、昨秋、観音様のように慈悲深きミセスPTAの方から、新年度の役員に推薦されましたが、個人的な事情のため、お断りしました。

口頭で理由をお伝えするだけでもよかったのかもしれませんが、念のため、おわび状を、担任の先生→先方のお子さんの連絡帳袋経由で、お渡ししました。

 

[aside type=”warning”]

PTA活動は、その学校や地域によって、特色があります。私立か公立かでも、だいぶ変わってきます。

ここで私が前提としているPTA活動は、わたしの知っている限りのものですので、もしかしたら、このページを読んでおられる方のお子さまの学校とは、事情がまったく異なる可能性があります。

なお、文例はなごみの創作なので、適宜、個人個人の事情にあてはめてみてくださいね。

[/aside]

 

PTA役員を辞退する際に盛り込むべきポイント3つ

 

働くお母さんが半数以上~ほとんどを占める地域では、「仕事が忙しい」は、理由として認められません。

が、実際、大きな案件を抱えていて残業・休日出勤続きだったり、職場での配置転換直後で、そんな余裕が無かったり、という事態は、誰にでも訪れますよね。

また、保護者本人の病気、妊娠、親族の介護、下の子が小さく預けられる人がいない、学区外への転居予定などの事情は、

辞退の理由として、一般的に認められていると思います。

(こんな事情があるとわかった上で、しつこく推す方がいたら、もはやオニちゃん。。。( ;∀;))

 

こちらの事情をあまり詳しく言い過ぎないように気をつけながら、ありのままの事情を説明して、周囲の理解を求めます。

この際、大切なのは、[btn class=”bg-yellow big lightning”]多くのひとに「共感」してもらえるような言い方[/btn]をすることです。

 

また、[btn class=”bg-yellow big lightning”]役員は辞退するけれど、別の機会に協力したいと、すすんで誠意を見せる[/btn]ことも、大切なポイントです。

 

[btn class=”bg-yellow big lightning”]

<役員辞退のおわび状チェックポイント>

 

✔ 役員辞退の理由:病気、妊娠、介護、未就学児、仕事の特別な事情、学区外への転居

✔ 共感してもらえるように、読み手の事情も慮る

✔ 別の機会ですすんで協力する意向を添えて、こちらの誠意を伝える

[/btn]

 

では、さっそく、これらのチェックポイントを盛り込んだお手紙の文例をみてみましょう。

 

PTA役員辞退のおわびのお手紙・文例

 

(文例)

このたびは、PTA役員にご推薦いただき、ありがとうございます。

大変光栄なお話ですが、今回は、辞退させていただきたく存じます。

 

私事で恐縮ですが、じつは、会社で1月から新しい部署に配属され、残業や休日出勤をする日が多くなりました。

もし役員をお引き受けしても、他の役員の方々にご負担をおかけすることになります。

お忙しい事情は、皆様同じだとは存じますが、今回は、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

 

おそらく、年度後半には、私も新しい仕事に慣れてくるかと思いますので、作品展などで、ぜひお手伝いさせて頂けましたら幸いです。

 

こちらの事情で(勝手で)皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんが、どうかご理解くださいますよう、よろしくお願い致します。

取り急ぎ、書面にてお詫び申し上げます。


 

いかがでしたでしょうか?

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]「お忙しい事情は、皆様同じだとは存じますが、」のひと言が、共感をよぶポイントだよ~![/voice]

 

「今年度は無理ですが、来年度でしたらお引き受けできると思います。」

「下の子が小学校に入りましたら、お引き受けできるようになるかと存じます。」

「これから夏までは余裕のない状況ですが、2月の地区連合会の実行委員などでしたら、喜んでお手伝いさせていただきます。」

 

などなど、バリエーションは色々あります。

 

[btn class=”bg big”]ご本人の病気が重い場合や、介護が長引きそうな場合は、無理に、「いついつでしたら、お引き受けできます」と、明言する必要はありません。[/btn]

だって、言えませんよね、ご自分が大変お辛い状況なのに、そんな未来の約束。。。

 

まとめ

PTA役員に推薦されても、辞退する場合は、のちのちの学校関係者との人間関係や、万が一のわが子の立場を考えて、

言葉を慎重にえらんで、おわび状(できるだけ手紙。メールなら、優しい雰囲気を添えるために、より工夫が必要。)をしたためます。

 

おわび状に盛り込むべき3つのポイントは、

 

[btn class=”bg-yellow big lightning”]

①理由  ②共感を得られる言い方  ③別の機会での協力の意向

[/btn]

です。

理由はあまり詳しくし過ぎず、でも、しっかりと説明します。

 

上に挙げた文例が参考になれば、幸いです。

個人個人のケースに合ったお手紙で、なごやかに、まわりの方々からのご理解が得られるといいですね。

 

役員に推薦されるというのは、お人柄の良さ、一緒に活動する心地よさを、色々な方に認められている証拠でもありますので、

一概に、推薦されちゃって不幸だー!と、落ち込まなくても大丈夫なんだと、個人的には思います。

 

PTA役員は、できるものならやらずに卒業を迎えたいのがホンネ!というのが、多数派かもしれませんが、

人生のどこかで無償奉仕をしておくと、のちのち、自分や子どもの運がひらけるかも!という神頼み的な覚悟(?)だけが、

今のところ、もし今後、役員を断れなかった時の、自分の心の落としどころかな~と予想しています。

 

学校によると思いますが、教育熱心なご家庭が多い地域では、PTA活動は苦行ではないと思います。

信頼できる女友達や、先輩ママさんとのつながりもできるし。お父さま方からの協力は活気があって、純粋に楽しいイベントになりますし。

とくに、お仕事でもPTAでもご活躍されている方の中には、精神が神レベルの方がおられます。人として尊敬できます。

 

ただ単に、今の自分がいろんな面でマスターレベルに達していないので、力不足により、役員は無理だっていう現実。なはは。われながらふがいない。

 

日頃から、PTA活動や教育活動を通じて、子どもたちの育ちに貢献されている方々に、感謝。

そして、PTA活動はしていなくても、その方にしかできない役割を担って、さまざまな形で社会貢献されている方にも、感謝です。