雨の日のお出かけも!無料!こども科学館おすすめベスト3【東京】

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。

リケダンリケジョは生まれつきではなく、環境がそうさせるもの!と信じているなごみは、用事がない休日は、子どもたちを、科学館に連れて行きくことが多いです。

とくに、雨の日や暑すぎる日は、室内で快適に過ごしたいので、科学館はおでかけスポットに最適です。

 

今回は、東京にある、無料であそべるおすすめこども科学館3施設を、ご紹介します。

無料と侮ることなかれ。ここは、クオリティーが高いんです!

リーズナブルかつ知的な刺激にあふれた理系な休日を、お子様たちと過ごしてみませんか?(^O^)/

月曜日が休館日のところが多いので、学校行事の振替休日などに訪れる場合は、要注意です。

 

りすーぴあ(お台場)

 

パナソニック東京のショウルームにある科学館「りすーぴあ」。館内は広くて清潔、未来的で、スタッフの方々はとても親切です。

なんと、高校生以下は、入場無料!

1階のオリンピック・パラリンピック紹介コーナー、2階の任天堂ゲームフロントコーナー(Wiiとか遊べます。)とサイエンスコーナーは、大人も入場無料です。

3階の有料エリア「ディスカバリーフィールド」のみ、大人500円かかります。

(サイエンス友の会会員、およびMirai館会員は、割引料金の400円)

 

1,2階でも十分遊べますが、3階のディスカバリーフィールドの体験型の展示は、大人でも見応えあります。

撮影禁止だったので写真に残っていませんが、小学生以上のお子さまは、知的好奇心が刺激されたり、

未就学児は、単に体を動かしたり、ボタンを押したりするのがたのしかったり、

楽しみ方は、成長段階によりますが、満足度は高かったです。

 

3階で整理券を配布しているので、先に3階でディスカバリーフィールドの整理券をもらってから、

1,2階の展示であそぶようにすると、待ち時間が少なくて済みます。

土日祝日は混雑が予想されますので、開場直後が狙い目です。

 

 

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営業時間:10:00~18:00(3階は最終入場が17:00)

休館日:月曜日、年末年始

最寄り駅: 「有明駅」または「国際展示場駅」下車 徒歩3分

駐車場:有り(下記参照)

お昼の充実度:☆

親子の満足度:☆☆☆

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簡単なカフェがあり、飲み物や小さいケーキ、軽食が食べられます。持ち込んだものを食べられる休憩スペースは、ありません。

土日は、周辺オフィスビルのレストランがほぼお休みなので(なごみ訪問時は、安い中華料理屋さんだけ空いてました!助かったー!)、休日の場合、ごはんを食べる場所が課題です。

 

3時間無料の駐車場があり、駐車場のゲート付近に立つ警備員さんに、りすーぴあ見学の旨を申し出ると、とめさせてもらえます。

駐車許可証を館内受付でもらって、ダッシュボードに置いておきます。

混雑時は駐車できませんので、早目に行くか、長い待ち時間覚悟で行くか、近隣のコインパ(観光地価格ですが…)を利用します。

 

 

板橋区立科学館(板橋区)

 

就学前~小学生まで、こどもの目線で楽しめる板橋区立のこども科学館。

入場料は、大人も子どもも無料!

ですが、プラネタリウムの一般投影、プラネタリウム番組などは、有料(大人350円、2歳~高校生まで200円)となります。

常設科学展示はサイズが小さめなので、子どもが操作しやすいです。

オススメは、日曜・祝日に不定期開催される、サイエンスショー

空気や電気、恐竜、宇宙など、様々なテーマでおもしろい実験や映像、プレゼンを、お兄さんおねえさん達が、披露してくれます。

 

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営業時間:9:00~16:30 

*展示室利用は、平日13:00~、土日祝9:00~(板橋区立小学校の夏休み期間は~17:00)

休館日:月曜日、年末年始。その他臨時休館有り。

最寄り駅: 東武東上線「上板橋駅」下車 北口より 徒歩5分

駐車場:なし

お昼の充実度:☆☆

親子の満足度:☆☆☆

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館内地下1階に、小さな休憩所があり、持ち込みOK、飲食OK。

入場無料であるため、再入館ももちろん自由。一旦外出して、駅前の飲食店を利用することもできます。

上板橋周辺は、ラーメン屋さんとカフェが充実しているし、コンビニもあるので、ランチ難民になることはなさそうです!

 

ギャラクシティ・こども未来創造館(足立区)

 

ギャラクシティは、足立区立のこども科学館の一種で、その魅力は、科学展示だけではありません。

理科の実験、工作、床にお絵描きアクティビティにくわえて、ネットでできたジャングルジムのようなもの、ボルダリングの壁など、

手や体を、思いっきり動かして楽しめる、体験型アクティビティにあふれています。

子どもの時って、体を動かしてあそぶ中で、大人が意図しないところで、いろんな学びや気づきを得られる事が多いですし、座学よりも印象にも残ります。

 

入場料は、大人も子どもも、無料! すごいです、足立区!

こんな楽しい施設を無料開放してくれるなんて!

ただし、イベントやプラネタリウムは、材料費と鑑賞料が、少額かかります。

 

楽しくて無料なだけあって、土日は親子連れで大混雑します。大人気のボルダリングは、2,3時間待ちなど当たり前です。

ネットでできたジャングルジムも、整理券をもらって、決められた時間(1回30分とか)だけ遊べるスタイルなので、

優先度の高いアクティビティの整理券をもらってから、一日の行程を決めるといいですね。

あと、ネットのジャングルジムは、体重の重い大人は足の裏が痛くなりがちなので、保護者同伴の必要な小さなお子さまが一緒の親御さんは、厚手のアウトドア用の靴下を履いてくださいね!

 

アウトドア靴下とは、こんな感じのものです。↓ ↓

これがあるだけで、ずいぶん楽しめると思います。(足が痛いなか、走り回る子どもを追いかけるのは、修行というか、苦行。( ;∀;))

 

 

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営業時間:9:00~18:00(子どもエリア)

休館日:第二月曜日、元旦、その他臨時休館あり。

最寄り駅: 東武スカイツリーライン「西新井」下車 徒歩3分

駐車場:有り(下記参照)

お昼の充実度:☆☆☆

親子の満足度:☆☆☆☆

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ギャラクカフェが併設されていて、親子連れでにぎわっています。カレーやホットケーキ、プレートランチなど、メニューもキッズフレンドリー。

館内各所に、椅子やベンチの休憩スペースがあり、気軽に飲食できます。(ただし、ファーストフードは揚げ油の臭いがきついので、マナーとして、持ち込みは控えましょう。)

 

なごみ親子は、学校の振替休日に、開館と同時に入りましたが、あそんだり、クラフトしたり、ごはん食べたり、プラネタリウムを観たり、

結局、おやつの時間まで、ほぼ一日ここで過ごしましたが、全然飽きませんでした。また行きたい!!近所にほしい!!

 

地下に駐車場があります。100円/30分と、とてもリーズナブル。

ただし、数が少ないので、休日は、近隣のコインパ利用になる可能性あり。

 

以上が、なごみおすすめの無料こども科学館【東京】でした。

 

第四の科学館・・・

 

じつは、もうひとつ、無料の科学館が、おとなりの神奈川県の、川崎駅からすぐのLAZONAに、あるんです!

それは、こちら ↓ ↓ ↓  じゃじゃん!

 

東芝未来科学館

 

(JR「川崎駅」下車 徒歩1分、京浜急行線「京急川崎駅」下車 徒歩7分)

 

なごみはまだ行ったことがありませんが、川崎駅に行ったついでに、いつか立ち寄ってみたいと思います。

館内は広くないので、1時間ほどで、見学できるそうです。

 

探せば色々なところにある、無料こども科学館。

活用しない手はありませんよね。

親子でたのしい理系な時間をお過ごしください~♪

 

行ってきたよ!スヌーピー×サイエンスアート展、限定グッズもw

 

小学校高学年~中学生女子に、大人気のスヌーピーが、サイエンスアートとコラボしてやってきた!!

アメリカ大使館が後援する、リケダン・リケジョのたまご育成応援☆おもしろサイエンスアート展に、親子で行って参りました~♪

今回は、理系イベントの、スヌーピー×おもしろサイエンスアート展『スヌーピーファンタレーション』をリポートします。

会場内は撮影OK!スヌーピー好きも、ロボット好きも楽しめます♡

 

魔法の世紀はすぐそこの未来・・・

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。わたしが理系子育てに目覚めたきっかけは、ブログについてをご覧ください。

 

子ども達が大人になる21世紀は、落合陽一さん曰く、『魔法の世紀』と呼ばれます。サイエンスアートは、そんな魔法のひとつ。

(落合陽一さんの著書はコチラ↓)

まるで魔法のように、タネも仕掛けもわからないふしぎな現象が、日常生活のなかにどんどん増えてきて、

ブラックボックスの中身を知らずに、テクノロジーを使うだけで一生を終える場合もあれば、

ブラックボックスの中身を作る側になって、社会に大きな影響を与えながら、高い収入を得る道もあります。

どちらのケースも善い悪いはありませんが、理系の素養を身につけることで、後者の「ブラックボックスの中身を作る側」になれる可能性が高まります。

おもしろそうですよね、そっち側に立つのって。( ´艸`)

 

サイエンスアートとは

そもそも、サイエンスアートとは、どんなものを指すのでしょうか?

言葉の通り、テクノロジーと芸術を融合させた、魔法のような技術のことです。

最近、新しく出てきた分野で、これから大いに発展すると言われています。なごみとりけねこも大好き♡

芸術だけでなく、生物学や化学、ロボティクス、物理学といった理系の学術的な背景をもつの特徴です。

 

サイエンスアーティストの著名人と言えば、TEDにも登壇したネリー・オックスマン氏。

カイコが作る建築で、世界的に有名な彼女は、実際にお会いしてみると小柄で上品な美人さん。(先日、来日してました)

(出所:TEDスーパープレゼンテーションHP)

日本人のサイエンスアーティストで、今、注目しているのが、日英バイリンガルの生物・化学分野出身の清水陽子氏。

芸術文化選奨文化新人賞など各種芸術賞を受賞され、科学と芸術のコラボレーションを推進するラボ「+1e」を立ち上げ活動されています。

こちらは清水さん制作の資生堂ギャラリーに展示された作品。オシャレな理科室~!

 

サイエンスアートは、STEM教育から一歩ふみこんだ、芸術(Art)とロボティクス(Robotics)を加えたSTREAM教育を目指すなごみにとって、興味深い分野です。

 

前置きが長くなりましたが。。。

 

では、いよいよ、そんなサイエンスアートと、小学生女子に大人気のスヌーピーがコラボ?!『スヌーピーファンタレーション』についてリポートします。

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<STEM教育の関連記事はコチラ ↓ ↓ >

文部科学省がすすめるSTEM教育とは:21世紀雇用のホットスポット

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松屋銀座で開催中! スヌーピー×サイエンスアート展 

  • 期 間   2018年3月1日(木)~19日(月)

  • 時 間   10:00~20:00 (入場は閉場の30分前まで、最終日は17:00閉場)

  • 会 場   松屋銀座 8階イベントスクエア

  • 松屋HP   http://www.matsuya.com/

  • 入場料(当日券)  一般:1,000円 /高校生:700円 /中学生:500円 /小学生:300円 (300円)

  • 公式HP: https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/

 

仕掛け人は、2013年に「スヌーピージャパネスク」という展覧会を成功させた、大谷氏。日本でスヌーピーの作品と言えば、彼なんだそうです。

今回の目玉は、スヌーピーの踊るロボット(冒頭の画像)。それ以外にも、動くスヌーピーロボットが2点、展示されていました。

上の画像は、ロイドスヌーピー。愛知工業大学の教授と学生さんが、ロボット制作に携わっています。

 

ほかにも、三次元スキャンと三次元CGと制御システムを駆使した、体験型サイエンスアートがふたつ、楽しめます。

よく科学館でも目にするこういった展示の、ブラックボックスの中身はどうなっているんだろう?という疑問と答えに、

いつか、子どもが自力でたどり着ける日が来ますように~(^^)

 

限定グッズが販売されていることもあり、サイエンスアートファンのみならず、スヌーピーファンの方にも好評なこの企画。

グッズ売り場は大盛況、入場券が無くても入れます。

 

<おすすめスヌーピーグッズ> グッズ売り場にも売られていたスマホケース、和風タンブラー、ネットにもありました↓↓

 

展示会の期日が短めなのですが、東京(銀座松屋)では、3月19日まで開催しています。

東京の後は、GWに大阪、つづいて、夏休みに広島・名古屋と巡回するそうです。関西在住の方は、これから楽しみですね!

 

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<今後の予定>

大阪:2018年4月18日(木)~5月7日(月) @阪急うめだ本店

広島:2018年7月24日(火)~8月5日(日) @広島三越

名古屋:2018年8月15日(水)~8月27日(月) @ジェイアール名古屋高島屋

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めざせ入賞!小学生が応募できる理科コンクール

理科(理系、自然科学系)コンクールは、中学生・高校生になると応募できるものが格段に増えますが、

今回は、数少ない、「小学生から応募できる理科コンクール」を一覧にまとめました。

日本と世界の未来を担うリケダン・リケジョ、理系のたまご、りけたま必見です!

お子さまご自身が、じぶんの自由研究や日々の観察・実験活動を、より充実した内容にしたいと思えるよう、

モチベーションアップのために、各種団体の理科コンクールを、ぜひ利用してみましょう。

 

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。

人生100年時代をハッピーに生き抜く力を子供が獲得できるように、理系子育てをはじめました。

くわしくは、ブログについてをご覧ください。

また、お子さまが小さいころから、生活のなかで理科に触れるコツをまとめた、AI社会を生き抜く!文系親が子どもを理系に育てる10の方法(前編)(後編)も、あわせてご覧くださいませ~。(^^)

 

では、さっそく、小学生向けの理科コンクールを見て参りましょう。

一つ目は、おそらく一番有名なコンクールです。

 

シゼコン

「自然科学観察コンクール」(通称:シゼコン)は、全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクールです。

自然科学観察研究会と毎日新聞社が主催するコンクールで、オリンパスが協賛しているため、賞品にオリンパスのデジカメや電子顕微鏡があります。お台場にある未来館で、入賞者を招いたレセプションパーティーが開かれます。

 

募集期間:6月上旬~10月末

テーマ:動・植物の生態・成長記録、鉱物、地質、天文気象の観測など、自由。

[aside type=”warning”]全国規模の他の科学コンクールとの二重応募はできません。[/aside]

 

全国学芸・サイエンスコンクール

旺文社が主催する小学生~高校生向けのコンクールの理科部門。

理科・サイエンス部門のほかに、アート(ポスター)、書道作品、社会科の自由研究も、応募することができます。

入賞者のレセプションパーティーは、例年、ホテルオークラ東京で開かれます。

賞状・賞品以外に、旺文社教育奨学金という賞金が出るところが特徴でしょうか。。。参加賞はペンですけどね。

 

募集期間:6月中旬~9月下旬

応募資格:小学4年生~高校生まで。

テーマ:理科に関する内容で、自由。

[aside type=”warning”]全国規模の他の科学コンクールとの二重応募はできません。[/aside]

 

植物画コンクール

独立行政法人国立科学博物館の筑波実験植物園(茨城県つくば市)が毎年開催している、植物画コンクール。

応募期間は、例年は、9月初~10月末まで。(ただし、昨年(2017年)は、特別展示の関係で一か月期間が早まっていました。)

ご参考までに、2017年の募集要項PDFはこちらです。↓ ↓

植物画コンクール

(出所:つくば実験植物園HP)

2018年用は、あらたにアップされましたら、こちらのブログでもお知らせしたいと思います。(^^)

 

夏のチャレンジ全国小学生『未来』をつくるコンクール

進研ゼミのベネッセコーポレーションが主催する自由研究コンクール。

進研ゼミ生でなくても、応募できます。

第14回 夏のチャレンジ 全国小学生『未来』をつくるコンクール2017年開催)のHPも、ご参照ください。

 

募集期間: ~9月中旬

テーマ:動・植物の観察、天体、自然現象、身近なものなど、学年ごとに指定。

[aside type=”warning”]他のコンクールで受賞した作品の二重応募はできません。[/aside]

1,2年生は、指定用紙があるので、ダウンロードして使います。

 

海とさかなコンクール

朝日新聞社が主催する、小学生向けのコンクールで、海とさかなに関してさまざまな作品を募集しています。

http://www.umitosakana.com/index.html

( ↑ 海とさかなコンのHPにとびます。)

 

募集期間:5月下旬~9月中旬

テーマ:海とさかなとわたしたち

内容:研究部門は、自由研究か観察図。創作部門は、作文、絵画、絵本、工作。大きさや枚数など、細かい応募規定があるので、HPで確認してください。

 

フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト

虫よけスプレーのフマキラーが主催する、小学生向けの「虫や植物とふれあうコンテスト」は、2017年で14回目。

年々、応募数が増え、盛り上がっているようです。

 

応募期間:7月下旬~9月下旬

テーマ:虫や植物について、自由。

内容:実験と研究部門が、通常の理科の作品です。それ以外に、音楽部門、作文部門、絵画部門、工作部門があります。

フマキラー虫植物コン

(↑ 2017年の募集要項のチラシです。出所:フマキッズこども研究所HPより)

 

筑波大学「科学の芽」賞

ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士をたたえる筑波大学が主催する科学の芽賞。

朝永先生は、日本の子どもたちに、以下のような言葉を残されています。

ふしぎだと思うこと
これが科学の芽です
よく観察してたしかめ、そして考えること
これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
これが科学の花です

 

シゼコン同様、主催者の崇高な理念に、思わず敬服。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]自然にも、子供にも、生きとし生けるものすべてへの愛情を感じる~(T_T)[/voice]

http://www.tsukuba.ac.jp/community/kagakunome/

(↑筑波大学の科学の芽賞のHPにとびます。)

 

募集期間:8月20日~9月30日

応募資格:小学3年生~高校生

テーマ:自然現象の不思議を発見し,観察・実験して考えたこと。素直な疑問・発見があるもの。

 

以上、小学生が応募できる全国規模のコンクールをご紹介しました。

最後に、中学生以上が応募できるコンクールの一部を、ご参考までに、ご紹介しますね。

 

中高生が応募できる理科コンクール

中学生・高校生になると、専門的な内容のコンクールがどーんと増えます。

 

全国の生物好き、理科好き、ロボ好き、様々な興味を持った理系のたまご=りけたまが集まり、予選を勝ち抜いた学生さんが本選に出場する〇〇〇オリンピックや、より専門的な内容になった自由研究のコンクールなどがあります。

 

入賞すると、大学進学の際、推薦入試・AO入試の願書に書くことができます。

まあ、入試のためにやるわけではなく、あくまで自分の興味・関心・問題意識の発露の結果としてですが、将来、自分が専門にしたい分野が決まっている場合は、教授陣の興味を引くことは必至です。

理系の方々は、同じ言葉(自分に馴染み深い専門用語)で話せる若い仲間に出会えるのは、無上のよろこびだと、おっしゃいますからね~~~♪

 

化学グランプリ

2017年の募集要項(出所:公益社団法人日本化学会「化学グランプリ」HPより)

化学グランプリ

 

日本生物学オリンピック

2017年の募集要項(出所:国際生物学オリンピック日本委員会HPより)

日本生物学オリンピック

 

日本学生科学賞(読売新聞主催)

2017年の募集要項(出所:日本学生科学賞HPより)

日本学生科学賞

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

理系子育てを通じて、親子でいっしょに、たのしく、学びを深められますように♪

2017秋のオススメ無料体験型サイエンスアートイベント(東京)

 

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。

芸術の秋、理系子育ての秋。アートでハイテクな体験型理系イベントで、知的な刺激を楽しめる、秋の子連れお出かけ情報です。

今回は、子供と一緒に楽しめる、触れる、無料の体験型サイエンスアートイベント(東京)をご紹介します。

 

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017

 

六本木の東京ミッドタウンで開催中。”ふれる”に関連したイベントのなかでも、一番のオススメは、

『デジベジ~Digital Vegetables by PARTY~』

ミッドタウン・ガーデン芝生広場に設置された大型のビニールハウスでは、植えられた野菜にタッチすると、

その野菜の花、種、葉の色が、映像+音となりハウス内に広がり、幻想的!

ほかに、『ふれてみたいデザイン展』や、『グッドデザイン賞大展示会』など、サイエンス+アートなイベントが盛りだくさん!

 


期間:~11/5(日) 終了間近なので、お早目にどうぞ。

アクセス:東京ミッドタウンへは、大江戸線、日比谷線「六本木駅」直結。HPはこちら

イベントURL: Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2017


 

LINK of LIFE 2017 まわれ右脳!展

 

銀座の資生堂ギャラリー(カフェのあるビルの地下1階にあります。)では、右脳を刺激する素材として「香り」に注目。

外部のアーティストと社内の研究員の方々が共同で、テクノロジーとアートを融合させた作品を、展示しています。

アーティストと研究員の方々が常駐していて、作品の楽しみ方を気軽に解説してくれます。

サメのフェロモンの香りは、忘れられない衝撃でした。フルーツやハーブ、漢方食材などの香りと美しい展示に癒されます。

 


期間:~11/10(金)

アクセス:資生堂ギャラリーへは、「新橋駅」銀座口から徒歩5分。HPはこちら

イベントURL:LINK of LIFE 2017 まわれ右脳!展


 

まだ間に合う!夏休みの自由研究をコンクールに出品しちゃおう

旺文社主催の自由研究のコンクールは、締め切りを過ぎてしまいましたが、

今からでもまだ間に合うコンクールが、あります!!

 

毎日新聞社が主催、オリンパスが協賛する「自然科学コンクール」、略して「シゼコン」

 

シゼコン概要

 

対象:全国の小・中学生。学校内のグループ単位での応募も可。

 

内容:理科の自由研究。観察、実験などの記録と考察をまとめたもの。オリジナル作品に限る。

 

*他の全国規模のコンクールとの重複応募は不可。ただし、地域限定のコンクール(学校や市区町村、都道府県など)に出品したものはOK。

 

締め切り:2017年10月31日


 

なんと!

太っ腹なことに、応募した作品は、事務局負担で返却してくれます。(国内のみ)

そして、受賞できなかったひと全員に、参加賞(賞状と文房具)が、プレゼントされます。

昨年は、約1万2千件の応募があったようです。

 

過去の入賞作品がHPで見られるのですが、

小中学生がこんな本格的な研究をしたなんて凄い!と感心するものから、

思わずクスっと笑顔になれる何気ない疑問の解決にいたるまで、

テーマはかなり自由です。

 

受賞者発表は、12月下旬に、シゼコンHPと、毎日新聞と毎日小学生新聞の紙面にて掲載されます。

授賞式は、お台場の日本未来科学館のホールで、1月に開催されます。

 

 

シゼコンのこころ

 

このコンクールに情熱を注いでおられる、数学者の秋山仁先生による、

子供たちの「科学する心」を育てましょう。(全文はこちら)

というメッセージは、

子育てに携わるすべての人を勇気づけ、道を照らしてくれる言葉だと思いました。

 

子育てとは、食事や環境を与え、自己肯定感を育むことだけではなくて、

もともと人間に備わっている、ありふれた日常を「科学する心」を育てるという使命が、

あった方が、俄然、楽しい。

 

自分事で、しかも単なる反省文で、まことに恐縮ですが、

子供がまだ小さな頃は、「なぜ?」「どうして?」攻撃が、子供らしくて、かわいくて、

親子の会話の中で、最大限に尊重してあげられる余裕があったのに、

忙しい毎日の中で、通園、通学、習い事、さらに自分の仕事を「こなす」生活が始まると、

脇に追いやられてしまうのが、道路にしゃがみこんでいつまでもアリを見ている時間。

 

アリに限らず、雲の形や流れや、木の葉の落ちる曲線や、転がっている石の収集。。。

 

自然豊かなキャンプ場に行けなくても、ありふれた日常の中にある自然をじっと見る時間。

そういう時間こそが、科学する心を育てるんだよなと、

秋山先生のメッセージを読んで、あらためて、心に刻みました!

 

シゼコンありがとう!

 

来年、応募します!!(笑)

 

 

締め切り迫る!夏休みの自由研究をコンクールに応募しよう

夏休みの自由研究ですが、子も親も、毎年よく頑張りますよね!

理科自由研究への取組みも、年々レベルアップしていくことと思います。

 

完全オリジナルな研究を行った場合は、コンクールに応募することができます。

 

第61回 旺文社 全国学芸サイエンスコンクール

 

【サイエンス分野】

 

対象:小学4年生~高校生

 

内容:小中学生は、理科に関する自由研究。

   高校生は、自然科学に関する研究論文。

 

 注)未発表で、コピペではないもの。規定違反が判明したら、受賞後でも取り消しに。

 

締め切り:2017年9月27日(水)

 

個人だけでなく、学校内のチームや、サイエンス教室や塾などの団体でも、

応募することができます。

昨年は、サイエンス分野だけで、国内外から4万件超えの応募がありました。

 

内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞など、最優秀作品には、重みのある賞が授与されます。

12月に受賞者発表、3月に授与式&レセプション(ホテルオークラにて)が、開催されます。

 

たとえ賞がもらえなかったとしても、自分の研究結果を、人に見てもらえるように、

きれいに見やすい形でまとめる工夫をすることは、

子供たちの学びに、大変有意義です。

また、自分が応募したコンクールの、他の受賞作品に興味を持つきっかけになれば、

今まで発想しえなかったアイディアが、生まれるかもしれませんね。

 

今年はもう時間がないという方は、来年のために、ぜひ詳しい内容をチェックしてみてくださいね。

 

https://www.obunsha.co.jp/gakkon/application.html

 

 

早稲田大学の教授が先生!贅沢なのに無料の科学講座で自由研究もラクラク

こんにちは、理系のたまごを育てる、理系子育て案内人のなごみです。

 

小学校の夏休みの宿題と言えば、自由研究!

色々な実験キットが市販されていて、科学館のギフトショップは大賑わい。

なごみも買いましたよ、娘にねだられて、今期、小学生に大人気だった「つかめる水」実験キット。

 

しかし、わざわざ買ってなくても、探せばあるんです。夏休みの、「親の宿題」とも言われる、自由研究を、無料で、近所で、簡単に、ひとの助けを借りて、おこなう方法が、。。。

 

それは、

 

″近所の理系大学の公開講座を利用する″

 

という方法。

 

日本各地の大学キャンパスで、同じような自由研究支援のための講座が、たいてい夏休みに一般公開され、ほとんどは、事前に申し込みが必要です。

 

今回、ご紹介するのは、都内で一番人気かもしれません。

 

早稲田大学理工学部(正式には「理工学術院」、東京都新宿区)が、毎年8月前半に開催する「ユニラブ~小中学生のための科学実験教室~」です。

 


開催場所: 早稲田大学理工学術院 西早稲田キャンパス内

(戸山公園と新宿区立スポーツセンターに隣接)

 

最寄り駅: 地下鉄東西線・JR山手線高田馬場駅より徒歩16分/

JR総武線大久保駅より徒歩16分/JR山手線新大久保駅より徒歩14分

東京メトロ副都心線西早稲田駅3番出口(キャンパス内に直結、休講日は閉鎖)

 

申込方法:ユニラブ専用ホームページ(「ユニラブ」で検索ください)にて、毎年4月に日程発表。

6月初旬から、申込開始。7月に、受講可否がメールで通知されます。

 

(注意!)

*定員オーバーの場合は抽選。

*子供1名につき1講座のみ。一人で複数講座に申し込むと、無効になります。

 

実験内容: 小学校の低学年・中学年・高学年に分けて、例年、20~30講座が開設。

(例)

「ポンポン船をつくって走らせる」「ゴムヘリコプターをつくって飛ばす」

「自分のDNAを取り出す」「プログラミングでゲームをつくる」

「ロボットを操縦する」「ロボットをプログラミングして動かす」

などなど・・・

 

近隣のお店情報:

午前の部は昼に終わるので、ランチをとれる場所も紹介します。

 

ファミマ(新宿区スポーツセンター1階、イートインコーナーあり)、

セブンイレブン(西早稲田駅側の門を出て左へ)、

タリーズ(西早稲田駅側の門の内側に大学併設のカフェ)、

マック(西早稲田駅側の門を出て横断歩道を渡る)、他にも、うどん屋、定食屋ひまわりなど、

大学の近隣には、大学生・大学院生のおなかを満たすお店が、いっぱいあります。

また、生協と学食も、営業していれば、外部の人でも自由に利用できるので、

もし工事などが重なっておらず使える場合は、オススメです!

なので、お弁当を持参しなくても、大丈夫です。


 

ユニラブの歴史は古く、30年前から続いています。

 

自由研究のネタを提供するというだけでなく、近所の小学生たちに、理科に触れてもらい、将来の理系人材を育成するため、

 

早稲田大学の理工系研究室の大学院生(M1(修士1年生)が担当)たちが、研究室での実験・研究活動の傍ら、教授陣の指示のもと、ボランティアで、買い出し・準備から、当日の講座運営まで、行ってくれているそうです。

 

工学系と化学系、情報系の研究室がある西早稲田キャンパスなので、各研究室の基礎研究に関連しているけれど、小学生にもできるようにデフォルメされた様々な実験講座が用意されていて、どれも興味を引くものばかりです。

 

理系の教授や学生さん達と触れる機会は、そうそう無いもの。

この機会に、子供たちには、実験そのものを楽しんでもらうのはもちろん、

 

「こんな分野の勉強もあるんだ」

「大学ってこんなところなんだ」

「大学生のお兄さん、お姉さん、かっこいいな」

「教授って面白い方だな」

 

という、あこがれに似たイメージを、「生きた動画として」持ってもらえたらいいな。

まだ漠然としている自分の将来の姿を、考え始めるきっかけになればいいな。

 

なーんていう、母の淡い期待は、胸にしっかりとしまいこんで、子供たちに悟られないように、

十分、気をつけますっ!(^^;)えてして、子どもは、親の期待に逆行する生き物ですからね~

 

わたし個人としては、理系重視ですが、子供の将来の職業選択については、婚家に家業があるわけではないので、

最高の理想形は、子供の自由な意志を、最大限に尊重してあげることです。

 

好きなことをして、遊ぶように働き、世の中に貢献して、大切な人とともに生きる。

 

そんな100年ライフを、今の子供たちが、送れるようになりますように!

 

ご興味を持たれた方は、つぎの夏休みに、ぜひ申し込んでみてくださいね。

楽しいですよー!