文系でもできる初心者向けプログラミング言語:パイソンとは

これから到来する、人生100年時代―――。

 

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人生100年時代は、ホワイトカラーの事務職が減り、AIの機械学習やロボティクスの発展、生命工学の進化、自然災害への対応、社会インフラのアップデートなどの分野に需要が見込まれるため、文系の営業職であっても、理系の素養があった方が、いい仕事ができる時代になると言われています。

大学時代は文系だったけれど、社会人になってから、理系分野の学び直しを考えている!という、文系出身者が取り組みやすい、プログラミング言語について調べました。

 

自分が就活生だったひと昔前の常識では信じられませんが、どうやら、ホワイトカラーの仕事は、半分くらいに減ってしまうという大胆な予測もあり、従来の事務職のスキルだけでは、労働市場での価値は低減していくでしょう。

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欧米と中国が、国を挙げて、第4次産業革命に身を投じているなか、日本は、前産業的なものづくりの技術力=過去の栄光(とも言える)にあぐらをかいて、AIやIoT化、シェアビジネスなどの面で、世界から遅れをとっているように見えます。

この状況が、長い目で見て、吉と出るか、凶と出るかは、正直なところわかりません。

成功への法則に答えのない時代、国家の力が不安定になっている時代には、個人がスキルアップをしていくことが、自衛の策となります。

 

ということで、スキルアップをしよう!と思った時に、文系がとっつきやすい理系分野のひとつが、プログラミング言語です。

 

[aside type=”warning”]お子さまが最初に取りかかるべきプログラミング言語は、もっと簡単な、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるもの。Scratchプログラミンについては、コチラの記事をどうぞ。↓ ↓ ↓[/aside]

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文系でもわかりやすい、大注目のプログラミング言語とは

GoogleやFacebookなど、名だたるIT企業が人工知能の開発に使っているプログラミング言語があります。

その名は、パイソン。

 

えっと、・・・( ^ω^)・・・ パ、パ、パイソン?

 

これまで、プログラミング言語といえば、もっと記号的な名前が多かったですよね。

C、C++、C#。これらなんて、もろに記号だけです。

HTMLも、最初は読み方すらよくわからなかったし。

Java、Java Script、Ruby、PHP、… さいきん、履歴書に書かれているプログラミング言語は、このあたりでしょうか?

 

パイソンの話に戻ります。

 

そんなわけで、「パイソン」って、名前自体に意味があるとわかる、めずらしいケースですね。

たしか、ヘビ柄のことパイソン(python)て言うよね~。あと、有名なのは、モンティ・パイソン?

 

パイソン名前の由来

ニシキヘビ。

そして、開発者が好きなコメディグループ『モンティ・パイソン』から名前をとった、という説も、広く知られています。

モンティ・パイソンとは、なごみにとっては笑いのツボがよくわからない(!)、イギリスのコメディTV番組「空飛ぶモンティ・パイソン」に出てくるコメディアングループのことです。彼らの特徴は、みんなエリートで、ブラックユーモアと皮肉が大好き。笑

モンティはオカマの隠語、パイソンは男性の隠語で、放送が終わってからだいぶたちますが、今でも一部から熱狂的に支持されていて、英米の若い男性にもファンを拡げているのだそうです。

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パイソンとは?特徴

話し言葉のような書き方で、コーディングされているため、指示の内容が、なごみを含む文系人間にも、理解しやすい。

読みやすい、書きやすい言語なので、初心者が最初に学ぶのに向いている。

C言語はコンピュータ寄りの言葉になっているので意味がわかりませんでしたが、それと比べると、パイソンは、英単語の意味と基本さえわかっていれば、本当にわかりやすいです。

 

パイソンでできること

パイソンでできることは、以下の4つです。

 

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・AIの機械学習、統計データ(ビッグデータ)の解析

・ラズパイに組み込むプログラム・アプリの制作

・WEBアプリの制作

・デスクトップアプリの制作

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あなたが事務職だった場合、今後、ホワイトカラーの中でも単純労働や統計データ分析や資料作成などにおいて、AIを業務に取り入れることで、効率化を図ることができると言われています。

それは、日本が課題とする、一人当たりの生産性の向上に寄与します。

もし、パイソンを理解して使えるようになっていて、AIへの指示出しやバグの発見と修正などの、日常のお世話をできるようになっていれば、それはまさしく、これからも需要のあるホワイトカラーの仕事ができる証となります。

 

パイソンは、子供向け手づくりパソコンの『ラズパイ(ラズベリーパイ)』上で動かすアプリを作ることもできます。もともと、ラズパイの「パイ」は、パイソンなんだとか。

パソコン上では、本来、C言語のようなコンピュータ寄りの言語で書いたプログラムの方が動きやすい印象でしたが、パイソンは、C、C++(シープラプラ)と親和性が高く、C言語で書いた処理を呼び出しやすいのだそうです。

親御さんがパイソンをわかっていれば、ラズパイに、もっと色んなことをさせられるようになって、お子さまのICT教育にも役立ちますね!

 

また、WEBアプリでは、Dropbox(クラウドのデータ保管サービス)やInstagram、Pinterestなどが、パイソンで作られています。

Dropboxとインスタは使っているので、へぇ~!パイソンで作ったの!と、身近に感じることができました。

 

いかがでしょうか?

 

パイソンはこれからも需要が多そうだし、活用範囲も文系の仕事や理系子育てを含んでいますので、役に立ちそうじゃないですか?

職場で、「あ、それ、実装しておきましょうか?」なんて言えたら、「おっ!意外とデキる!」と感心されちゃうかも。

 

そんなパイソンの有料講座がありますが、なかなか通う時間が取れませんよね。でも、実は、独学で勉強することができます。

独学することを考えている方に、オススメの本をご紹介します!

 

パイソンのオススメ書籍

 

なごみが、まず手にとったのが、こちらの超初心者向けの本です。

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まったくのゼロからでも大丈夫!との言葉通り、わかりやすいたとえで、プログラミングに慣れていない人にわかるように説明してくれるので、心が折れることなく、勉強を進めることができます。

Pythonのサイトから、Pythonをダウンロードして、インストールして(すべて無料)、動かしながらやってみましょう。

 

 

スタートブックが終わったら、初心者向けのこちらの二冊。

  

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実際の業務を効率化するレベルまで持っていくのに、具体例や誤用例をまじえて、EXCELのVBAよりも簡単にプログラムを組むことができるなんて、目からウロコ!。

最初のインストールの方法などの説明部分は、最初に紹介した「Pythonスタートブック」とかぶるので、もし、プログラミング言語が初めてでない方は、スタートブックは飛ばして、こちらの2冊から入ってもいいと思います。

 

 

そして、機械学習についてもっと知りたい方は、こちらの本もオススメです。

 

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かなり読み応えがあるので、初心者の方は、最初の一冊としては、読まないほうがいいですが、AIのお世話係になろうとしているのであれば、ゆくゆくはひも解いていくべき分野である、機械学習。

高校2年生までしか数学を勉強してこなかった文系のなごみにもわかる範囲の数学をつかって、説明してくれるので、機械学習の概念を知らない人でも、かろうじて理解できたような気にさせてくれます。

 

内容をすべてちゃんと理解できたかどうかは、正直、あまり自信がありませんが、

単語や考え方を知っているだけでも、プログラミングに詳しい人と話すときに、少しはついていけるようになりますし、

パイソンは、まだ、日本で使いこなせる人も少ないですから、

自分は文系だからムリと限定してしまわずに、

文系だからこそ身につけておく価値があるものとして、前向きに取り組んでみてください。なごみも頑張ります!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

宿題しない子のやる気と集中力アップ!イライラしないご機嫌ママでいる8つの方法

「そろそろ宿題の時間だよ~」

「宿題やらないと、明日学校で困るんじゃない?」

「いい加減に宿題やんなさい。」

「もう宿題なんてやらなくていいよ!あした学校で、先生におこられておいで!」

。。。こちら、なごみ家の夕方のワンシーンですが。(;^_^A

 

小学校にあがると、毎日のように出される宿題は、学習習慣を身につけるペースメーカーとして、とってもありがたいツールですが、同時に、ご家庭での親子「宿題しない・しなさい攻防戦」を勃発させる火種にもなります。

やらないといけないと頭ではわかっているのに、なかなかはかどらない様子に、ママはだんだんイライラして、戦線は悪化の一途をたどりがち。パパが一喝すればすぐ済むのに、相手がママだと、つい甘えてしまうんでしょうね。

この負のスパイラルを抜けて、宿題をしない子の心理に寄り添い、親はイライラしないで、お子さんがさささーっと宿題に取りかかるには、どうすればよいのか?

おなじ悩みを持つ親御さんは、少なくないと思います。私もそうです。

 

とくに、外では優等生タイプで通っている上の娘が、頑として宿題をしないで、毎日2時間ほどウダウダしていた小学校低学年の時期は、相当悩みました。( ;∀;) 当時は、宿題をしようとし始めてから終わるまで、4時間かかることもザラで、下の子がまだ目の離せない3・4歳児の間は、宿題しない・しなさいの毎日の攻防戦は、終わりのないの苦行のように思えました~。

逆に、いつものほほんとしてラクチン大好きな3歳下の子の方が、宿題も明日の準備も、ちゃちゃっと済ませます。第二子の要領の良さのおかげかもしれませんが、もしかしたら、私がアプローチの仕方を変えたことが、功を奏したのかもしれません。

今回は、なごみ家で試したやる気スイッチを押す方法の中から厳選して、「子どもが宿題をやる気になって集中する8つの方法」をまとめました。

 

宿題したくない子の心理

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✔ 忙しくて体が疲れている

✔ 人間関係の悩みで心が疲れている

✔ 宿題以外の他のことに没頭している最中

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宿題をしないといけないことは頭ではわかっているのに、勉強はむしろ好きなほうなのに、何に対してもやる気が起こらないことが、子どもにもあります。それは、疲れている時。大人だって、そうですよね。

身も心も疲れてしまっているときは、ちゃんと休むしかありません。友達関係や環境の変化が影響している場合もありますので、気長に見守ってあげましょう。できるだけストレスが解消できるよう、公園に連れ出したり、多忙過ぎるようなら、スケジュールを見直して、習い事やお出掛けを減らして、睡眠時間とぼーっとできる時間を確保してあげましょう。

宿題以外のことに没頭しているときは、時間を決めて、先にそれを堪能させてから、宿題をする時間に移行するのが、子どもにとっても無理がなく、親もイライラせずにすみ、平和です。

でも、それら全部がクリアされているように見えるのに、それでも宿題をやらない子も、中にはいると思います。そういったケースで、子どもを宿題する気にさせるには、一体どうしたらいいのでしょうか?

 

宿題に向かうやる気と集中力を高める8つの方法

  • やる気を高める(導入時点までの気持ちの切り替え)
  • 集中力を高める(宿題の最中に、興味を他に移さない)

この2点を実現するには、それぞれアプローチがちがいます。

以下の8つの方法のうち、最初の4つはやる気を高める方法で、後半の4つは、集中力を高める方法です。

見通しを持たせる

「見通し」とは、幼児教育の用語で、年長さんの時期に、毎日の日課を決まった順序で繰り返し、時間配分や行動の順序を覚えさせることです。小学校での集団生活にスムーズに移行できるように、園では、毎日の生活を見通しを持って過ごすことが大切です。

とはいえ、これを家庭でおこなうのは、けっこう大変です。リラックスしたりだらだらしたりする時間も、人間には必要だからです。ただし、宿題は、毎日決められた日課なので、話は別です。こころを鬼にして取り組みましょう♪

1.宿題をする時間を、「その日の朝」に決めて約束する

見通しを持たせるために、朝のうちに、その日の放課後のスケジュールを話し合います。親が押し付けるのではなく、子どもが自分で「この時間にやる」と言い出すように、会話のなかで誘導します。

2.放課後の遊びから帰宅したら、夕方~夜の時間の使い方を宣言させる

友達と遊ぶ約束をしている日は、もちろん遊びが優先です。遊んだ後はおなかが空くのでおやつを食べながら、その夜の時間の使い方を宣言させます。(例)5時半から宿題、7時に夕ご飯、8時にお風呂、9時に寝る、など。

そのスケジュールを忘れないように、子ども自身に、紙や黒板に書かせます。

頭ごなしにあれやれこれやれと言っても、反抗するだけなので、子どもの意思を尊重する気持ちを持って、1と同様に、子どもにスケジュールを決めさせて、親はそれを守らせるタイムキーパー役に徹する方がいいです。

 

スケジューリングの大切さを心と頭で理解する

3.「学校では教えてくれない大切なこと8 時間の使い方」を読む

なごみ家で大人気のマンガ、「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズの「時間の使い方」は、スケジューリングのヒントが満載!子供がわかりやすいお話仕立てで、笑いながら、大切な時間を無駄にしない方法を学べます。

 

4.爆笑のTEDプレゼン「先延ばし魔の頭の中はどうなっているかby ティム・アーバン」を観る

 

これを観た後の娘は、安堵感に包まれていました。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]な~んだ!やらなきゃいけないってわかっているのに、他のことをしちゃうのは、私だけじゃないんだ![/voice]

ってね!( ´艸`)

彼女の頭の中の「理性的判断マン」が育つまでは、ママが「パニックモンスター」の代わりをして、やばいよって知らせてくれてるんだね、と感覚でわかったようです。わかりやすい子どもが描いたようなイラストのおかげかな。このTEDプレゼンターには、ほんとうに本当に感謝!

 

集中できる環境を整える

5.ダイニングテーブルをきれいに片づけて、下の子は友達の家に遊びに行かせてもらい、静かな環境をつくる

娘のりけねこは、自分の部屋で一人で勉強するタイプではないので、宿題はいつもダイニングテーブルでやります。子どもが帰ってくる時間には、ダイニングテーブルの上を片付け、余計なものが目に入らない環境を作ります。

幼稚園児が一緒にいると、たえずちょっかいを出したり、仮面ライダーのテレビ番組を見たがったりして、上の子の集中が途切れがちになるので、可能なときは、放課後、近所の友達の家に遊びに行かせてもらいました。(そのかわり、別の日にお友達をうちでお預かりします。)

何にも目に入らない、誰にも邪魔されない、静かな環境だと、集中力はおのずと高まります。

 

脳科学の力を借りる

6.ツボ押し

集中力を高めるツボで、気軽にマッサージできるのが以下の4つ。疲れてきたなと思ったら、お子さまには弱めの力でマッサージしてあげると、頭がすっきりして、また、宿題に戻ることができます。

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 〇 頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」のツボ

 〇 こめかみ

〇 アイホール(目の周りの骨との境目)

 〇 手首の真ん中にある「陽池(ようち)」のツボ

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7.クラシック音楽を小さめの音量で流す

クラシック音楽は、精神を安定させて、学習効果を高めると言われています。なごみは胎教でクラシックを聴くようになり、なかでも、モーツアルトはリラックスするのにも、頭をすっきりさせるのにも良かったので、子どもが落ち着かない時や、じぶんが優雅な気持ちになりたいときに、モーツアルトの音楽を流したり、ピアノで「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を弾いたりします。

集中力を高めたいときは、マーチなどのテンポの速い音楽が、とくに効果的なのだとか。(フジテレビ系『あるある大辞典』で以前、特集されていました。)「ボギー大佐」、「剣士の入場」、「トルコ行進曲」、「威風堂々」など聴いたことのある有名な音楽が収録されているので、こちらもオススメです。

 

番外編:おまじない

8.レイキ(霊氣)で邪気を払い、集中力アップのイメージをする

これはもう、完全に気休め。笑。 科学的根拠は何も示せませんが、神社やお寺でお祓いをしてもらうのの、家庭バージョンと、とらえてください。

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(方法)

ノートを開いて、子どもを椅子に座らせて、かるく目をつぶらせます。

「ママがレイキするね。」と一声かけ、邪気を祓う。(オーラクリーニング)

集中力アップして宿題がはかどる娘の姿を思い浮かべ、金色の光に包んで(イメージのなかで)、10秒くらいそのままイメージを続けます。

目を開けさせます。 [/btn]

ひいばあちゃんが気功の達人、義理母がレイキマスターという、ちょっと変わった家庭環境のおかげで、なごみ家では「氣」という概念がふつうに存在しているので、できる方法かもしれません。ヨガや瞑想をやっている方にも身近に感じられる方法だと思いますので、興味があったら、試してみてくださいね。

 

静かな環境、ツボ押し、クラシック音楽(マーチ)、レイキ。

いずれも、効きめは短時間。最長で45分しか続かない、子どもの集中力の限界を超える要求を、親がしないように注意してあげましょう。休憩をはさみつつ、「宿題ができる自分」という肯定的なイメージを、子ども自身が持てるように、導いてあげましょうね。

イライラしなくなったら、シワもできないし、大きな声で怒鳴らなければ、声もしゃがれないし、親にとってもいい事づくめです。

 

効きそうで効かなった3つの方法

1.学校から帰って来てから、すぐに宿題をする約束を、学校から帰ってきた時点で交わす

前もってこころの準備ができていないと、ついつい反抗してしまうタイプのようです。( ´艸`)

よって、約束をするのはその日の朝。これを忘れないようにしています。

2.宿題が終わったら、ごほうびをあげる約束をする

ごほうびへの「期待感」が、脳科学的には、集中力を高めるのに効果的って、どこかで聞きましたが、うちの場合は逆効果でした。ごほうびがあることを事前に告げると、何度もそれが頭をよぎってしまうためか、学習に集中できなくなってしまい、挙句の果てに、宿題をする前にごほうびを欲しがり、もらうまでは一歩も動かなくなるという。笑。

普段は物欲があまりない娘なのに、宿題とごほうびが同時に交渉のテーブル上に一緒に出されると、何としても先にごほうびをもらおうと思ってしまうようでした。

年齢的なものもあるのかな~。。。もう少し大きくなったら、効果がある方法なのかもしれません。

3.宿題仲間を家に呼んだり、ママが隣で別の勉強をする

「一緒に頑張れる友達がいればできるかな?」との淡い期待は、毎回見事に打ち砕かれ、お友達は宿題を終わらせて帰っていくのに、うちの子は半分以上やり残したままでした。友達の方に興味が移ってしまい、自分の宿題はそっちのけで教えてあげていましたから。。。

つぎは、「親の背中を見て子供は育つって言うじゃん?」と、私もじぶんの教科書を開いて例題を解いてみましたが、娘はずっと私の一挙手一投足に「これは何?」「あれは何?」と興味津々で、質問の嵐。

結局、友達やママのやっていることが気になって、自分のことに、全然集中できなかったようです。

この方法でうまくいく例も、身近なお友達の間で聞いたことがあるので、誰にとっても効き目ナシということはありません!試してみる価値は、あると思います。

 

ほかにも沢山の失敗談がありますが、長くなるのでここでは省きます。なごみの子育ては、文字通り、試行錯誤の連続で、なんとまあ不器用にママしてるんだろ~なと、自分で自分が笑えてきます!あなたもどうぞ笑ってやってください。だはは

 

先に挙げた、8つの成功事例をご覧いただくとわかるのは、

見通し、環境、気持ちの3要素が一体となったとき、宿題やらない問題は、解決の道に向かいます。

終わりのない苦行ではないので、イライラするだけ損というもの。宿題したくない子の心理を知り、脳科学の力も借りて、平和な家庭を取り戻しましょう♪

 

小学生の習い事の選び方と「ライフシフト的」オススメランキング

小学生の習い事は必要か?何を選ぶべきか?けっこうアツい子育てテーマですよね。

なごみも、二人の子ども(女・男の3歳差)の習い事は、子どもたちの希望に沿って、運動・勉強・芸術・サイエンス、いろんなことを試してきましたが、今後どうするかについては、お金と時間の兼ね合いもあって、けっこう悩みます。

旦那さまやママ友たちとも習い事えらびが話題になるんですが、それぞれの歩んできた人生が、こどもの習い事に対する考え方に反映されていて、なかなか面白い!(^〇^)けっきょく、正解はひとつじゃない!

 

習い事を決める際の方針を、親が明確に持ち、お子さん1人1人に合った判断をすることが、一番大事だということに気がつきました。

習い事に頼らなくても、親御さんが考える「生きていくのに必要な力」が、義務教育と家庭で身に付けられる環境なら、習い事は必要ないです。お金も時間もかかるものだし!”(-“”-)”キッパリ

でも、そうではない場合は、必要と言えます。習い事の先生やコーチから、親が教えてあげられない技術を教えて頂き、同年代の仲間同士で、切磋琢磨する環境に身を置くことは、身近な子どもたちを見ている限り、有益です。

その子に向いていて、かつ、これからの長~い人生100年時代を生きていくのに必要な力が身につけられる習い事は、どんな基準で選べばいいのでしょうか?

たくさんある答えのなかの、たったひとつの意見にすぎませんが、なごみ家の習い事選びの方針について、下記に紹介させていただきます。

習い事の選び方の出発点と制約

[btn class=”bg-yellow big lightning”]子どもの興味や得意なことをのばす手助けをしてあげたい。

幼いうちからの情操教育で、感性を豊かにしてあげたい。

体が弱いから、運動で体力をつけて元気に育ってほしい。

うちは代々、小学校受験する家庭だから、はやくから対策をしなければ。。。[/btn]

背景はさまざまですが、親御さんのお子様へのあふれる愛情を出発点に、習い事選びの旅が始まります。

ですが、習い事には、いろいろな制約条件があります。アクセス可能か、お金は出せるか、長い目で続けられるか、etc…

極端な場合だと、水泳をしたいけれど、住んでいる地域(←海外あるある)にはプール教室すら存在しなかったり、習わせてあげたい楽器や芸事は、初期投資もふくめて費用が年間100万円近くとお高かったり、家から通うのに片道1時間以上かかったり。なんて事も。

でも、小さな頃から始めないと、体の柔軟性や音感などが身につかず、一流になれない種目もありますので、お子さまやおうちの方の強い希望を原動力に、いろんな困難を克服して、通わせているご家庭もあります。

[btn class=”bg-yellow big lightning”]制約条件=アクセス、お金、送迎の親の負担[/btn]

なごみは、制約の少ない未就学児のうちに、習い事を色々と試しました。

お子さんが何に向いているのか、何が好きなのか、「無限の可能性」という名の途方もない数の選択肢の中から、2~3つに絞ることは、この時期にやっておくと、今後の方向性が決まりやすくなります。

芸術系の習い事は情操教育にいいですし、スポーツは体を丈夫して運動神経も良くなります。なごみ家では、子供の喘息が治ったのは水泳と体操のおかげだと思ったし、歌がうまくなったのはピアノのおかげだな~と。先生方には感謝でいっぱい♪ メリットばかりでした。病弱が治っただけでも、費用対効果はOK!

実際に、家庭教育や園教育を補う形で、週に2~3つ、習い事をしている子は多いです。

 

小学生になると増える制約

小学校にあがると、子どもは急に忙しくなります。

週5~6日(公立小の場合、土曜日登校が月1~2回)の小学校通学と、宿題の時間と、睡眠負債を貯めないように毎日8~10時間の睡眠時間を、いかに確保するかが重要です。

学童に入ったり、学校が遠くて通学に時間がかかるケースだと、さらにフリータイムがありません。

保育園や幼稚園時代とくらべると、「アクセス」の制約の存在感が、桁違いに増します。

ただ、小学1年生後半からは、お子さんによっては、送迎の親の負担が減るので(一人で行くようになる)、そこはメリットです。

ムリしない派の習い事選び 鉄の掟4カ条

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  • 生活圏(片道30分以内)にある
  • 毎月出せる範囲内の費用
  • 子どもの成長や将来性に大きなメリット
  • 子どもが興味を持って楽しく取り組める

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こちらが、ムリしないゆったり派のなごみが守っている「習い事選び鉄の掟4カ条」です!(‘◇’)ゞキリッ

この範疇を超えてしまうと、成り立ちません。

移動時間が長くなると、他の時間を削ることになります。習い事のおかげで家計が赤字なんて悲しい話です。お子さんが嫌がっていたら、継続することにこだわらず、あっさりとあきらめる。

この4カ条を守るようにしたら、習い事選びの悩みが、一気に減りました。それまでは、どこかに無理があっても、我慢して続けようとしてしまって、余計なストレスをためていましたよ。そんな律義にする必要は、全然なかったのにな~。

また、習い事の先生と子どもとの相性は、内容と同じくらい大事です。子どもの気分やモチベーションに直結するので、先生のやり方に口を出したりはしませんが、子どもの変化は、慎重に観察します。

 

やめ時の判断方法

習い事をやめる件については、親が悩みます。せっかくここまで続けてきたのにもったいないと・・・

でも、すべての習いごとは、いつかはやめる時が来ます。いつまで続けるか、どうなったらやめる(卒業する)か、節目ごとに子どもに意思確認をすると、思いもよらない子供の本音が聞けたりしますよ。

そもそも、日本の習い事は、長期的に続けることに、主眼を置きすぎていると思います。毎週通わなくてはいけないとなると、学業との両立ができなくなって、やめていかざるを得ないんですよね。しかも、年会費やら本部運営協力費やら発表会やら試合やら、月謝以外の費用負担も見逃せません。

ちょっと視野をひろげて、他の国の例と比較してみると、自分がいかに固定観念に縛られていたかに、気がつけることもあります。

たとえば、いつも引き合いに出してすみませんが、アメリカでは、夏休みの時期だけ参加できるプログラム(Summer camp)が、スポーツでも、芸術でも、サイエンス系でも、たくさんあります。価格はピンキリで、シュタイナー的なもの・ブランド価値のあるものは費用が高く、公営のものはリーズナブルです。

2か月間の長い夏休みに、期間限定で新しいことにチャレンジして、学校が始まったらおしまい。学校生活と勉強に集中します。子どものうちにいろいろな経験をして、スキルの引き出しを増やす事で、バランスの良い人格形成にもつながります。

ひとつの種目を長く継続するのは、なかなかマネできない素晴らしい事ですが、お子さんが見るからに飽きてる、やる気がない、指導者とそりが合わない、費用対効果が明らかに費用のひとり勝ち、などの様子が見られたら、さっさとやめてしまっていいと思います。

習い事はたくさんありますから、いろいろなものに目を向けてみましょう。

 

では、どんな習い事を選べばいいのか?

多くの人から支持されている習い事は、学校や社会での必要性が高かったり、お子さんがより良く成長した効果を実感できたり、時代の空気を先取りしていたりします。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]では、子どもの習い事ランキングを見てみましょう![/voice]

人気の習い事ランキング

ケイコとマナブ.netが、ママ900人にアンケートした「人気の習い事ランキング2016」によると、「現在通っている習い事」と、「これから習わせたいと親が思っている習い事」のトップ10は、以下の通りでした。

習っているランキング2016

第一位  水泳

第二位  英語・英会話

第三位  ピアノ

第四位  体操
第五位  学習塾・幼児教室

水泳は、いつの時代も根強い人気。体力がつくし、小学校では手取り足取り教えてもらえないので、スイミングスクールの存在は、島国日本では、もはや必要インフラです。ついで、英語は、幼少期に耳慣れしてもらいたいという親の希望を反映していますね。

習わせたいランキング2016

第一位  英語・英会話

第二位  水泳

第三位  書道

第四位  ピアノ
第五位  そろばん

親が習わせたいランキングでは、書道、そろばんといった勉強の基礎を養う習い事がランクインしています。また、年齢別に見ると、小学校高学年では、5位に「パソコン関連」がランクインしているのは、2020年からプログラミングが小学校から必修化されることの反映でしょうか。


体力と、知力と、新しい時代に合ったスキル

どれも、いまの学校教育だけでは身につかないと、多くの親御さんが感じているのではないでしょうか。

けっして、学校の教育内容が劣っているとか不満だとかではありません。むしろ私は、子どもが小学校にあがってから、義務教育制度にも学校の先生方にも、毎日とても感謝していますし、頑張っていらっしゃる先生方のことを尊敬しています。でも、時代の変化のスピードが速すぎて、その影響力がエクスポネンシャルすぎて、教育改革が進んではいるけれど、追いついていけないだけなのです。

では、人生100年時代を生きる力を身につけるために、これからは、どんな習い事をえらぶべきなのでしょうか?

 

人生100年時代、AI社会を生き抜くのにオススメの習い事とは

新しい時代『ライフシフト』の時代に必要となるスキルを身につけるのに、習い事が役に立つと思えば、毎月のお月謝は、たんなる費用ではなく、お子さまの未来への先行投資となります。

第四次産業革命によってIoT・AI社会に移行する21世紀を、子供たちが生きていくのに必要な力が養われる習い事とは、一体どのようなものでしょうか?

スポーツ=人生100年時代の資本となる健康でじょうぶな体をつくる

水泳、体操、バレエ、サッカー、野球、バスケ、ダンス、武道、卓球、ボルダリング、一輪車・・・etc.

体を動かして丈夫になり、お子さまが好きな種目であれば、何でもよいです。一生働く時代に、健康な体は、まさに資本、経済力の源泉となります。体が鍛えられれば、おのずと心も鍛えられます。好きなスポーツをしてストレスをうまく発散できるのも、人生100年時代の大切なスキルのひとつです。小さい頃から継続してスポーツをして、体力づくりに励みましょう。

 

英語=グローバル人材の共通言語

グローバル社会では、英語は共通言語なので、外国の方と自由にコミュケーションできるくらいの英会話力があった方がいいですよね。大きくなってからバイリンガルになる土台づくりの意味で、英語を聴きとれる耳と、ものおじせずに英語を発するノリを、小さいうちから伸ばしてあげることは、有効だと思っています。

でも、親が押し付け過ぎて、英語が嫌いになってしまっては、元も子もありません。

未就学児のうちは、仲の良いお友達と一緒に通えるこども英会話教室などで、英語は楽しい!という体験をさせてあげると、自信がついていいと思います。

スクールが合わなかったり、時間や費用の面であきらめる時は、絵本・通信教材・オンライン教材などを活用したおうち英語も視野に入れて、「英語が聴こえてくるのが日常生活」という環境を作ってあげると良いと思います。[aside type=”normal”]おうち英語の記事は、カテゴリー欄「おうち英語」からとべますので、もしよかったらご覧くださいね。[/aside]

 

サイエンス=AI社会の基礎用語

科学実験教室、プログラミング教室、ロボット教室、…サイエンス関連の習い事は、ここ数年で一気に増えました。

でも、小学校低学年のうちは、あまり難しいことは理解できないし、興味も持ちにくいので、ムリにスクールに通わせずに、親子でこども科学館のイベントに参加したり、おうちで自由研究をするといいと思います。[aside type=”normal”]自由研究の記事は、カテゴリー欄「自由研究」からとべますので、もしよかったらご覧くださいね。[/aside]

小学校高学年からは、外部のスクールや科学館のイベントなどを、上手に活用しましょう。家ではできない実験や工作などを通じて、お子さまの知見を広げてあげれば、避けることのできないAI・IoT社会の到来を、ごく自然に受け止められて、もしかしたら、今後の技術革新を引っ張っていける人材になれるかも?!

サイエンス教室の記事はこちら⇒理系に育てるおすすめ習い事No.1は〇〇〇教室!東京・神奈川版

塾やスポーツの習い事をすでにやっていて、あまり時間がない方は、おうちで、子供向けのロボット工作やプログラミング言語を、親子でやってみるのもオススメです。

ロボットづくりの記事はこちら⇒癒しロボット:ディアゴスティーニのロビ総額??万円は高いか?安いか?
子ども用プログラミングの記事はこちら⇒小学校で2020年に必修化!ICT教育の要・子ども向けプログラミング言語はコレ!

 

日本の伝統文化=グローバル競争でも自分を見失わないアイデンティティの根っこ

21世紀には、こころの病が増えると言われています。仕事のために移住する人が増えて、故郷や家族から離れた地域で仕事中心の生活を送るようになると、孤独感からストレス増大、体調を崩してしまうというのです。これでは、幸せな100年ライフは過ごせませんよね。

そんな時に頼りになるのは、自分の内側にあるもの。つまり、アイデンティティに自信を持つことです。自信がある人は輝き、面白いので人が寄ってきて、長い人生の一時的な孤独は、大問題になりません。

日本には、幸運なことに、先祖代々培ってきた独自の文化が存在します。世界から尊敬され、誇れる伝統文化がありながら、その重要性に気がついていない日本人は、少なくないのではないでしょうか。

なごみは、6年半、アメリカに住んでいましたが、2年に一度開催されれていた「MATSURI festival」という日米協会主催のイベントで、ふと『炭坑節』を耳にした瞬間、盆踊りを踊りだしていましたから。笑。完全に無意識。でも、それが無性にたのしかった!海外生活で知らずにためこんだストレスが、飛んでいきましたよ。私にも、アイデンティティの根っこがあるのを感じました。

アメリカでも日本国内でも、外国人の友達に、折り紙を教えてあげたり、和食をつくってあげたり、書道の手ほどきや着物の着付けをしてあげると、とても喜ばれます。日本の伝統文化には、ゲーム・アニメ文化とまではいきませんが、人を惹きつける魅力があるのです。

和の習い事は、これからの時代に、自分を励ましてくれたり、外国のひとを楽しませて人脈を作る手助けをしてくれるでしょう。

地域のお祭りでの、お囃子、和太鼓、阿波踊り、神楽、能、日本舞踊などは、子どものうちから参加できるものもありますよね。

武道は、体力もつくので一石二鳥。空手、柔道、剣道、合気道、などなど。

書道は、まちがいなく尊敬される特技になります。なごみも上手くなりたいな~~(・∀・)

生け花や茶道、着付けなどは、大きくなってからでも、十分、間に合います。というか、上記のものもすべて、大きくなってからでも間に合いますので、習い事の優先順位的には低いですが、選択肢に入れておくと、生活に彩りが加わります。

 

音楽=グローバルエリートは1人ひとつ楽器ができる

ピアノ、エレクトーン、マリンバ、バイオリン、太鼓、お囃子、…etc.

生活圏でアクセス可能な楽器は、何かありますでしょうか?

大学卒業後、外資系金融機関に勤めていた頃に出会ったグローバルエリートたち(出身地は欧州、北米、中東、インド他)は、なぜかみんな楽器ができました。元軍人のいかつい男性は、オーボエを吹けるって言ってたなぁ。

そして、結婚後アメリカで子育てしていた頃に出会った、高学歴・元キャリア・現在ロハスな専業主婦の現地のママ友たちも、ふしぎと、みんな楽器ができました。

話を聞いてみると、中学(にあたる教育機関)や高校や大学で、学内オーケストラ活動のようなものがあって生徒全員で何かしらの楽器を音楽の時間に練習したケース、家族が奏者で家で習ったケース、個人の先生からピアノを習ったケース、などなど、色々なきっかけで、楽器を習った経験があるのだとか。

ピアノにサックス、バイオリン、ビオラ、フルート、ドラム、ギター。ゴスペルのうまい人もいました。

欧米で高い教育を受けてきたグローバルエリートたちは、何かしら楽器ができて、内輪のパーティーなどで気軽に披露できて、それがサラリとかっこよかったな~。言葉の壁をひょいっと超えて、いろんな出身国の人々がひとつになれる音楽の力は、やっぱり素晴らしいです!

これからはアジアが成長する時代で、理想的な教養のあり方も、模範とする国が変われば、徐々に変化していくかもしれませんが、アメリカの大学が世界ランキングの上位を独占し続ける傾向は、しばらく変わりそうにないので、

グローバルエリートの多くが大学時代を過ごすアメリカの名門大学の文化が、社会に与える影響力は持続しそうです。

よって、もし万が一、グローバルエリートの一員になった時に、その社会で自信を持って生きていくためにも、また、純粋に音楽を楽しむためにも、学生のうちに、一人ひとつ、楽器をできるようになれるといいと思います。

小さいうちに音感を養って、楽譜が読めるようになって、両手それぞれでちがう動きをできちゃう、という面で、ピアノはやっぱり習い事ランキング上位なのは、うなずけます。


習い事の選び方とオススメのまとめ

<習い事選びの鉄の掟 4カ条>

  • 生活圏(片道30分以内)にある
  • 毎月出せる範囲内の費用
  • 子どもの成長や将来性に大きなメリット
  • 子どもが興味を持って楽しく取り組める

やめる・続けるの判断は、お子さんの様子をよく観察したり、意思を確認したりして、柔軟に行いましょう。

<人気の習い事>

水泳、英語、ピアノ、体操、塾、書道、そろばん、パソコン関連などがランクインしています。

<新しい時代にオススメの習い事>

スポーツ、英語、サイエンス、日本の伝統文化、音楽

これらは、人生100年時代をハッピーに生きる力を育んでくれると思われるので、オススメです。

お子さまの成長過程に合わせて、好きなもの・必要なものを、習い事として上手に取り入れながら、親子でムリなく楽しい100年ライフを送れたら、いいですよね~。せっかく長く生きられるなら、楽しまなきゃ♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

AI時代に食べていける子を育てる方法~世界がもとめる10のスキル

シンギュラリティにより職をうしなうことを恐れるより、AI社会で求められる人間らしいスキルを磨き、小さな頃から準備して、AIもロボットも、使う側になること。

AIとロボットを使って、社会に変革をもたらす人材になること。

これが、21世紀型スキルの真骨頂。

 

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。

AI社会での人生100年時代を、子供たちがハッピーに生きぬけるように、今、大人がしてあげられることを、日々考え、理系のたまご育てを実践しています。(*^^) (ブログについてをご参照ください)

今回は、子供の理系子育ての指針を考えるにあたって、世界経済フォーラムの「求められるスキルトップ10(仕事編)」を参考に、投資銀行エリート層に代わる新たなエリート層、「クリエイティブ・クラス階層」を目指す子どもが、身につけるべき21世紀型スキルトップ10を、なごみの翻訳・意訳にて、母親目線でご紹介します。

 

AI社会の到来で不安な気持ちになるワケ

 

IoT化であらゆる物がネットにつながり、AIと共に暮らすのが当たり前な、近い未来ーーー。

AIがヒトの仕事を奪う日が迫りくる恐怖が、日に日に、大がかりに宣伝されて始めていますが、学校で習うことができるスキルと、これからの時代に必要なスキルの間に、大きなギャップがあるという現状。

これが、ひとびとが不安になる原因です。

このギャップが解消されれば、不安は消えて、人生100年時代もAI社会も、こわいものナシ!

 

では、どうすればいいのか?

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r”]そのこたえを探しに、世界経済フォーラムをのぞいてみるよ![/voice]

世界が求めるスキルTop10(お仕事編)

では、世界経済フォーラムが、2016年に発表した「2020年に必要とされるスキルTop10」を見てみましょう。

 

2020年に必要とされるスキルトップ10

1.複雑な問題解決(Complex Problem Solving)

2.批判的思考(Critical Thinking)

3.創造性(Creativity)

4.人材マネジメント(People Management)

5.他者との調整(Coordinating with Others)

6.感情的知性(Emotional Intelligence)

7.判断・意思決定(Judgement and Decision Making)

8.サービス志向(Service Orientation)

9.交渉(Negotiation)

10.認識の柔軟性(Cognitive Flexibility)

出典元:『雇用の未来』報告書、世界経済フォーラム2016

 

2015年のトップ10と比べると、2020年のトップ3は、

[btn class=”bg-yellow big lightning”]

1.複雑な問題解決(Complex Problem Solving) ⇐ 1位のまま

2.批判的思考(Critical Thinking)   ⇑ 4位から2位へ

3.創造性(Creativity)   ⇑ 10位から3位へ

[/btn]

1位の複雑な問題解決は、5年前と変わらず、最も重要なスキルと位置づけられています。

2位の批判的思考能力は、4位から2ランク上昇しました。

3位の創造性は、よほど重要なスキルとみなされるようになったためか、10位から7ランクもアップしました。

 

「21世紀に必要とされるスキル10」でわかること

これからは、クリエイターの時代″です。「クリエイティブ・クラス」なんて呼ばれています。

この「クリエイティブ・クラス」を目指す若者が、これからどんどん増えていくのだとか。

仕事のおもしろさ、やりがい、自分が幾ばくか世界を変えている感、安定した高収入が得られるのは、これからは、この階層になるからです。

 

たしかに、大企業に属していなくても、工場がなくても、個人が自宅で、ゼロから新しいものを作りだし、具現化することが、ネットの普及と3Dプリンターと素材の進化によって、可能になりつつありますよね。

みんなが、低コストで、クリエイターになれる時代。

これによって、デフレはもっと進むはずです。

 

そして、もう一つ、なごみが注目したのが、こちら。

[btn class=”bg-yellow big lightning”]6.感情的知性(Emotional Intelligence)[/btn]

2015年のトップ10には入っていなかった「感情的知性」が、6位にランクイン!

「EQ(こころの知能指数:Emotional Intelligence Quotient)」と言い換れえば、なじみがあるでしょうか。

4位の「人材マネジメント」、5位の「他者との調整」、9位の「交渉」も、相手とうまくやる能力なので、EQ関連項目が4つも入っていることになります。

 

食料問題、環境問題、エネルギー問題、収まらない内戦に押し寄せる難民問題…などなど、すぐには解決できず、色々な言い分がある、複雑な問題が山積みの21世紀では、他人とうまくやっていく能力、仲良くしながらも自分の利益を主張し合う交渉能力が、とても重要なんですね。


日本人の場合は、ここに、[btn class=”bg-yellow big lightning”]英語で、相手と対等な良い関係を築く能力[/btn]もプラス!

。。。デカいの来ちゃいましたね。

当分の間は、世界の共通語である英語でのコミュニケーション能力も、必要不可欠になります。翻訳こんにゃくができるまでは…

 

では、大人になってから困らないようにするために、ちいさな子供たちには、何を、どうやって、教育していけばよいのでしょうか?

簡単な問いではありませんが、お子さまの身に、近い将来、必ずふりかかることですから、真剣に考えていきましょう!

 

子どもが身につけるべき21世紀型スキルTop10

[btn class=”bg-yellow big lightning”]

〇 読み書き

〇 計算、空間把握能力

〇 科学(STEM)探求

〇 ICTリテラシー

〇 問題解決のアイディアを想像する力

〇 コミュニケーション力

〇 リーダーシップ

〇 クリエイティビティ

〇 根気

〇 協調性[/btn]

まず、[btn class=”bg-yellow big lightning”]「科学」「ICTリテラシー」[/btn]については、あくまで基礎的なスキルとして、「読み書き計算」と同列です。だから、今までのやり方では、基礎的な学力の積み上げが、足りなくなってしまうのです。

これが、なごみが理系子育てを提唱しているゆえんのひとつです。

 

次に、[btn class=”bg-yellow big lightning”]「問題解決のアイディアを想像する力」[/btn]ですが、これは、受動的な講義形式の授業では生まれません。

学校の先生たちも本気で取り組み始めていらっしゃるアクティブ・ラーニングの導入が、今の教育を、大きく前進させていくでしょう。

 

そして、大人の世界でも重要とされている感情的知性(EI)を育てるために、

[btn class=”bg-yellow big lightning”]「コミュニケーション」「リーダーシップ」「クリエイティビティ」「根気」「協調性」[/btn]

を醸成します。

 

今までは、学生個人の性格の育成については、「暗黙知」として見なされ、社会的に望ましいことではあるけれど、明確に指導されることは、特になかったように思われます。

でも、これからは、のぞましい性格を育て、子供ひとりひとりのEQ(感情のIQ)を底上げする新カリキュラムの実証研究が、教育現場では、盛んに行われていくことでしょう。どんどんやってほしいです。

 

あと、[btn class=”bg-yellow big lightning”]「英語」[/btn]ですね。島国の日本人にはハードルが高いですが、英語の必修化は2020年から始まります。



いちばん大切な人間のスキルとは

これは、『現代の魔法使い』落合陽一氏が指摘していたことと重なりますが、

<参考記事>AI社会で話題のカリスマ未来人ベスト3!レイカーツワイル、イーロンマスク、落合陽一

じつは、これまで挙げてきた10の21世紀型スキルを上回る、もっとも大切なスキルがあります。それは、

[btn class=”bg-yellow big lightning”]「自分が何をしたいのか、社会をどのように変えていきたいのか、誰の役に立ちたいのか?」を自分自身に問いかけ続けて、自分しか出せないオンリーワンの答えを見つける力[/btn]

それさえ明確になっていれば、何の道を選ぶにしても、モチベーションを持って、やり進めることができますし、お子さまの意志そのものが、AIに奪われることはありません。

日頃から、アンテナをたくさん広げて、お子さんが興味を持てることを見つける手助けをできるのは、子育ての最高の醍醐味のひとつ。その子らしい人生を歩めるようになってもらえたら、万々歳です。

学校に宿題に習い事に塾に、ただでさえ忙しい子供たちの生活ですが、社会の変化についていこうとすると、おうち学習の重要性が増してきます。ますます忙しくなっいっちゃいますね。

ですが、子どもを信じて、タフなこころと体と知性を身につけられるよう、力を引き出してあげられたらなと思います。

 

そして、できれば、子供だけじゃなく、まだ人生半分のこっている、われわれ親世代の再教育も浸透したらいいなーと思ってます!人生100年時代構想会議では、リカレント教育が提起され、会議では長い時間を割いて話し合われたようです。



来るべきAI時代、お子さまも、大人も、おもしろい人生を生きられますように!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

理系文系どっちが就職に有利?早期の文理選択は日本だけ?欧米との比較と将来性

 

人生100年時代をハッピーに生きる力を子供たちに!こんにちは。理系子育て案内人のなごみです。

 

理系の素養がないと、稼げる仕事を見つけにくくなる時代が、もうすぐやってきます。

そんななか、日本の大学では、いまだに「私立文系」の一大カテゴリーが存在し、数学アレルギーの文系オンリー人材(え?呼んだ?笑)を輩出し続けているように見えますが、このままでいいのでしょうか?

文系人材の需要過多の原因は、どこにあるのでしょうか?

そもそも、文理の選択は、日本の高校2年生にとっては、重荷なのでしょうか?

学生時代の文理選択が、日本の未来に良い影響をあたえるものに変えていくためには、どのような教育改革がのぞましいのか?

今も、政治・経済・学術分野で密接なかかわりのある、欧米の事例との比較を通じて、これからの子ども達に必要な教育システムについて、考えていきましょう。

日本の大学が文系人材を量産し続ける理由

 

日本では、大学受験前の高校2年生のときに、「国立文系」「私立文系」「理系」の3種類のどれかに進路を決めることが、一般的です。

というのも、受験で必要な科目数と種類が、理系か文系か、国立か私立を受けるかで、大きく変わるから。

だから、「私立文系」を選ぶと、その瞬間、高度な数学と理科(物理学、化学、生物学など)は、履修しなくてよくなる。

 

理由は単純。

行きたい大学に合格する可能性を、上げるためです。

 

国立文系志望は5科目受験のセンター試験がありますから、英数国理社の5教科を勉強しなくてはなりませんが、私立文系なら、英国社の3教科で済みます。ラクチン~~♪

いわゆる、私立大学の中のTier1(ティアワン)に分類される人気の早慶上智は、少子化でも大学受験の倍率が高く、

勉強する科目を絞る方が、合格率を上げやすいからですね。

 

そして、Tier2のMARCHほか、中堅大学などが、Tier1に受からなかった私立文系の受験生を受け入れます。

また、成績が振るわず、そもそも勉強に興味がない学生さんは、無理して大学に行かなくてもいいだろうに、すでに大学全入時代ですから、定員割れを起こすような私立大学文系学部を受験、大学側も経営面から学費を納入してくれる学生が要るので、受け入れます。

こうして、文系オンリー人材が、数多く輩出され続け、文系人材の需要過多を招きました。

 

では、まだ自分の進路を決められない人もいる、高校2年生という人生の早い時期に、

文理の選択を決めなければならないのは、日本だけなのでしょうか?

 

 

欧米の文理選択

 

アメリカの場合

 

アメリカの総合大学では、1年生(freshman),2年生(sophomore)は、一般教養(Liberal Arts)と呼ばれる学部に所属します。

文学部(BL:Bachelor of Literature)か科学部(BS:Bachelor of Science)の専攻の選択は、

ギリギリ遅くとも、3年生(junior)になる前までに、決めればいい場合が多いです。大体20歳のころ。

ただし、工科大などは例外で、高校のときに、高度な数学の単位を取っていないと受験できないため、大学受験前の高校1,2年の時に、理系を選択をすることになります。

 

文理選択につづく職業選択も、じっくり決めることができます。

大学を卒業してからすぐに就職するのではなく、1年間のギャップイヤーを挟むことが、世間的に認められているからです。ギャップイヤーの間、海外を旅したり、ボランティアや創作活動をしたりして、自分の本当に進みたい道を手探りで見つける時間を持つことができます。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]20歳で文理選択、23歳で進路選択。ゆとりあるな~[/voice]

ただし、それも中間層以上の話。アメリカは格差社会ですから、低所得者層の子どもたちは、学費の高い大学には行けず、ギャップイヤーも持てず、低賃金の職に就くことになる場合が多いです。

 

では、ヨーロッパでは、どうなっているでしょうか?

経済でも政治でも、ヨーロッパを代表する大国である、ドイツとフランスの場合をみてみましょう。

 

ドイツの場合

 

ドイツでは、小学校が4年制で、卒業する10歳のときに、どんな種類の学校に行くのかを決めます。入試はなく、学校と家庭との話し合いで決まります。中等学校の種類は3つ。ギムナジウムと、中等実科・商科、基幹学校に分かれます。

ギムナジウムに入学した者は、総合大学を受験でき、将来は、大学の学位が必要な大企業の管理職や技術職などに就くことができます。

他の中学(中等実科・商科学校と、基幹学校)に入学すると、家具職人や美容師などの専門職、販売員などの、いわゆる「手に職」のマイスターへの道に進むことになります。親が職人だと、子も同じ選択をすることが多いのだそうです。

 

この慣行は、「子どもの可能性は無限大」と唱えがちな日本人から見ると、なかなか大胆で古風にも思えますが、キャリア教育を学校と家庭が早期から一体となって行っている様子は、技術の継承の面では心強いし、見習う点が多いです。

職人の家庭が、子供の将来の仕事としておなじ職人を選ぶのは、ギルドという職人同士の組合が中世からあり、戦後もなお影響力を持ち続けていることと、無縁ではありません。

 

一方で、日本で言う、中高一貫校にあたるギムナジウムに進んだ学生は、9年間かけて、国・数・社(歴史)・理(自然科学)・外国語の5科目を学びます。また、日本の高校にあたる最後の3年間(上級ギムナジウム)では、専門にしたい分野も学びます。

卒業試験が厳しいので、将来は文系に進むと決めていても、高校生活の最後まで5教科を勉強し続けなくてはならず、自然と、理系の素養を身につけることができます。

大学受験は、日本のような大学別の入試はなく、Abiturというセンター試験のようなテストの結果により、志望大学に入学できるかどうかが決まります。

[btn class=”bg-yellow big lightning”]大学に行くかどうかを決めるのが10歳。大学に行かない学生は、職業訓練に入るのが11歳。[/btn]

大学まで行く学生は、文理選択は(日本でいう)高校時代におこない、理系の勉強は高校卒業まで継続。ちなみに、教育費は無償です。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

びっくりするほど早い時期に進路選択!大学に行かないで職人になる道も整備されているのがGood!

[/voice]

 

フランスの場合

 

一方、フランスでは、日本の高校にあたるリセ(lycee)は、すでに職業訓練校の位置づけで、

大学進学コース(バカロレアという大学受験資格を取れる)、職業コース(職業適性証:CAPを取得できる)、農業コース、軍事コースの4種類に分かれます。

よって、中学にあたるコレージュ(注:collegeと書くが、大学ではない)を卒業する14歳のときに、将来つきたい職業を、おおまかに決めることになります。

文理選択も、同じ14歳というタイミングで行われます。

人文系のバカロレアを取るのか、科学技術系のバカロレアを取るのかで、将来、受けられる大学・学部が決まるからです。

ちなみに、大学受験は、フランスではこのバカロレアの点数が、そのまま大学入試の役割をします。ドイツのAbiturと同様の制度ですが、フランスのバカロレアは、落第する学生が半数も出るという厳しいテストです。

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

大学に行くかどうか、文系か理系か、決めるのが14歳。

大学に行かない人は、将来どんな仕事に就きたいかを決めるのが、14歳。

[/voice]

バカロレア取得のリセ時代は、大学に入るためのバカロレア取得のために必死に勉強する点は、日本の高校生と似ていますね。ただし、大学別のテストはなく、日本で言うセンター試験だけです。

 

ヨーロッパの若者の就職状況

 

若年失業率の高いヨーロッパでは、日本とちがって、新卒が正規職に就ける割合は低く、

キャリアの最初の3年間は、大体、非正規雇用の職業で経験を積み、その後、正規の職に応募し、転職して、段々とキャリアアップしていくのが一般的です。

でも、10歳、14歳という人生の早い時期に、大学に行かない選択をした人は、職人の世界で生きるか、低賃金労働者になるかの二択という、固定されたキャリアの中でとどまるしかないため、

文理選択以前の問題として、低学歴者の職業選択に弾力性が無い点が、未来を生きる若者にとっては、つらい現実ですね。

 

日本では、中学・高校・大学と、各段階での受験競争は厳しいですが、文理選択は17歳前後です。

雇用状況は一時より大幅に改善し、新卒を正規雇用で採用してくれます。

ヨーロッパにくらべると、モラトリアムが長いだけでなく、若者の前には、就職のチャンスが大きく広がっています。

こうやって、他の国とくらべてみると、日本人はけっこう恵まれているんだなと感じました。

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

アメリカはモラトリアムが長いけれど、ヨーロッパでは子どものうちに進路選択しなきゃいけない。

日本はちょうど、大人と子どもの中間地点の17歳で、進路選択、文理選択。雇用は売り手市場。実は、けっこう恵まれてる??

[/voice]

文系人材に仕事の未来はあるの?

 

日本では、これまで、理系・文系がはっきりと区別されて、長~い職業人生全体に、影響を及ぼし続け、片方のスキルだけあれば良かったし、家族を養うことができました。

たとえば、文系学生の場合、大学卒業後に新卒で入社した会社で、総合職として、営業や管理など、技術以外の業務を担当する会社員になる道がありました。

それは、専門知識や経験のない新卒を、入社後、OJT(On the Job Training)で訓練するという、日本独自の慣行があるためです。

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r”]新卒にやさしいシステム。就職したら、あとは会社がめんどうみてくれるって[/voice]

広告代理店やテレビ局、マスコミ、金融・証券など、これまで高収入だった業界には文系人材が多いため、「文系=高収入」の図式が成り立ち、イメージはとても良かったです。

 

しかしながら、IoT&AI社会で真っ先になくなる仕事は、このような事務職です。

 

日本では、約5割の仕事がAIに置き換え可能と言われていますが、その影響が大きいのが、文系の仕事。

これからのAI社会で需要の増える新しい21世紀型の職業には、理系の素養が、どうしても必要になってきます。

将来を考えると、文系学生は、今から、別の技術的な強みを、身につけておく必要がありそうですね。

 

ただし、理系の知識だけあればいいのかというと、そうではありません。

従来、文系が得意とされてきた、コミュニケーション能力などの感情的知性(EQ)が、

仕事に必要なスキルTOP10(世界経済フォーラムの2016年報告書による)のうちの4項目を占めています。

 

よって、これからは、

[btn class=”bg-yellow big lightning”]文系+理系=文理ハイブリッド[/btn]

このような文理ハイブリッド人材が必要とされていくことは、明確です。

 

最も稼ぐ能力を身につけられる可能性が高いのは、「話せる理系」、次いで、「技術もわかる文系」

仕事をするには、いつの世も体が資本ですから、健康な心とからだを備えているのは、言うまでもありません。

 

文系の学生も、理系の学生も、お互いのいいところを吸収し合って、21世紀型のあたらしい職業に必要な、文理両方の素養を身につけていけるようにすることを、教育制度の面から、推奨するべき段階に来ていると思います。

それに必要なのが、大学入試の改革。プラス、大学で学生を本気で勉強させるモチベーションアップの施策。

 

[btn class=”bg-yellow big lightning”]

  • 大学の入試システムを、文理ハイブリッド型に、思いきって変えること

 

  • 仕事で必要なスキルを、産業界が学生に、早い段階で明示すること

[/btn]

 

この2点が、達成できれば、大学より下の教育機関(=良い大学に入ることを目指す教育機関になっている中高)での教育改革は、どんどん進めていくことができるように思います。

教育改革が、文部科学省主導で、2020年に予定されていますが、一保護者としては、今後の改革の動向が、とても気になりますし、期待していきたいです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

1人でも多くの子供たちが、明るい100年ライフを送れますように!

 

たった5分で人生が好転する!世界の成功者が実践する瞑想とマインドフルネスとは?

 

こんにちは。人生100年時代をハッピーに生きる術を模索中の、理系子育て案内人なごみです。

今回は、子育て中のママさんパパさんの、こころの健康を大切にするテクニックのひとつ、「瞑想」についてご紹介します。

 

それは、1日たった5分間、行うだけ。 1日5分間。 5分間=300秒。

一日のうち、たったそれだけの時間を投資するだけで、心の健康を維持できて、100年ライフの健康寿命が延び、あなたの人生が好転し始めるとしたら、一体、どんな未来が見えてくるようになるでしょうか?

 

人間がくよくよしやすい理由は、科学的に証明されている?!

 

人間は、進化の過程で、つねに外敵から身を守ることを考えて来たため、私たちの遺伝子には、防衛本能が備わっています。

そのため、ネガティブな情報に、より強く、反応してしまう心の癖があります。

 

もしかしたら、あなたにも、こんな経験があるかもしれません。

怒り、恐れ、悲しみ、孤独、嫉妬、拒絶…  こういったつらい経験を、無意識のうちに思い出し続けてしまう。

 

ネガティブな思考を繰り返すと、ストレスを感じ、体内に活性酸素を生み出します。

活性酸素は、正常な細胞を攻撃し、免疫が弱まっていると病気になります。

 

人間は、起きている間に、約6万回、考え事をするのだそうです。

その考え事のうちの80%は、ネガティブな思考。

また、70%は、昨日と同じ内容を、繰り返しているだけ。

 

ということは、

 

48,000回、ネガティブな事を考え、

42,000回、それは昨日と同じことの繰り返し。

 

ものすごい頻度ですね!(マジ汗)

 

これでは、思い悩むだけで、こころが疲れてしまいます。

しかも、そのほとんどが昨日と同じって、、、ぜんぜん発展してませんよね。(^-^;

 

もし、こころに要らないものが溜まっていて、ネガティブな事ばかり、何度も思い出してしまうときは、

 

1日5分間、「瞑想」をするだけで、ネガティブな思考の反芻(はんすう)をやめることができるようになります。

 

マインドフルネスとは

 

スティーブ・ジョブズやミランダ・カー、それに、多くの世界的な科学者たちが、

大きな不安やストレスがあっても、瞑想によってリラックスをした後に、新しい事をひらめいた、と言っています。

 

最近では、「マインドフルネス(Mindfulness)」と呼ばれる、瞑想を使ったストレス・マネージメントの方法が、人気を呼んでいます。

GoogleやMicrosoft、Goldman Sachs、P&Gなどをはじめ、日本国内でも、KDDIなどの大企業が、研修や社員のリフレッシュに取り入れていることでも、話題になりました。

マインドフルネスとは、個人のパフォーマンスを最大限に発揮し続けるための手法として、大きなストレスを感じた後に瞑想によってリラックスし、脳波を安定させて、再度、集中を高めるものです。

 

自分が、大きな失敗するかもしれないという強いおそれを抱いたときに、短時間、瞑想をして、こころをリセットするのです。

子育て中のストレスといえば、そんな仕事上の一大イベントではなく、身近な人間関係や、子供の発達についてがメインですが、それも溜め込むと大きなストレスの塊となって、こころの健康を損なうことにつながります。

ご家庭でも、マインドフルネスとまでは行かなくても、短時間の瞑想を、気軽に取り入れてみると、簡単に、こころをリセットすることができるようになります。

 

でも、ひとことで、「瞑想」するんだよーと言われても、はじめてで、やり方がわからない方のために、

じぶんで簡単にできる、瞑想の具体的なやり方について、一から説明したいと思います。

 

はじめての瞑想

 

まず、瞑想とは、頭の中を空っぽに、「無」の状態にする。ことではありません!

 

瞑想とは、「何かひとつのことに、意識を集中させる」ことです。

 

 

一番、カンタンな方法が、呼吸に集中すること。

 

 

呼吸にあわせた瞑想の3ステップ

 

今日、このウェブサイトに辿りつくまでに、あなたには、どんな出来事が、ありましたでしょうか?

眠りに着く前に、仕事に入る前に、そのすべてを受け入れるこころを、瞑想によって準備してまいりましょう。

 

 

では、行きますね。用意はいいでしょうか?

 

 

瞑想のあいだ、呼吸に合わせて、自分の放つ光が、体の中から出たり、また体に入ったりするのをイメージしてください。

 

まず、下記の方法を一読してから、

 

ひとりで落ち着ける静かな場所に(できれば、あぐらで)座って、かるく目を閉じてください。

 

途中、スマホ画面で、やり方を確認してくださっても構いません。

 


① 呼吸

かるく目を閉じます。

 

目の奥の力みを、解き放ちます。 ゆったーりと。

 

奥歯を食いしばっていたら、ゆるめます。口元もリラックス。

 

息をはくごとに、体の中から余分なものが出て行って、きれいになるのを感じます。

 

息を吸うごとに、体の中に、きれいなものが入ってくるのを感じます。

息を吐く=光が出る

息をすう=光が入る

 

これを、ご自分のペースで、くりかえします。

 

 

② 光とイメージ

息をはくごとに、

 

心の中の余計なものが、光る泡になって消えていきます。

 

息を吸うごとに、頭の奥のスペースがぽっかりと空いて、ひらめきが沸いてくる空間が、生まれます。

 

そこは、あなた自身の美しい思い出の中にある、光輝く海や、光が溢れる草原です。

 

深~い呼吸を、ご自分のペースで、繰り返します。

 

③ 美しいことばを唱える

 

最後に、以下の文章を、心の中で唱えます。

こちらは、「慈悲の瞑想」を、なごみがアレンジしたものです。

 

 

わたしは、すべての生きとし生けるものに、感謝します。

わたしは、今ここに、生かされていることに、感謝します。

わたしは、愛を知るために、幸せになるために、生まれました。

この世界が、愛につつまれて、平和になっていくことに、感謝します。

 


 

目を開けます。

 

いかがでしたでしょうか?

 

最初は、5分間が、長く感じるかもしれません。

余計な考え事が、次から次に、浮かんできてしまうかもしれません。

 

でも、続けているうちに、意識を呼吸に向ける「こころの癖」が、できてくるようになります。

 

1日たった5分でも、心とからだを軽やかにしてくれる時間を持つことで、面倒なこと、嫌だなと思うことが、だんだん、どうでもよくなってきます。

 

感情が揺さぶられることが起きても、人前では感情的にならずに、やり過ごす。

ぶつかってこようとする人に、ぶつからないで、ふわっとよける(避けるのではなく)。

 

他者との調整力(Coodinating with others)が、21世紀型スキルとして注目されていますが、

瞑想によって、自分のこころと折り合いをつけリセットする習慣を持つことで、このスキルの獲得が後押しされると思います。

 

ネガティブな思考が始まっても、1分くらいネガティブにどっぷり浸かったところで、呼吸に集中して光をイメージする瞑想をはじめると、反芻を止めることができます。

それで、こころの応急処置は、完了です!

 

もし、心につっかえているものがあり、堂々めぐりで自分の負担になっていると感じたら、

1日5分の瞑想を、気軽にためしてみてくださいね。

 

なごみオススメの瞑想アプリは、こちら ↓ ↓ ↓

瞑想アプリ:MEISOON(メイスーン)

5分間、3分間など、タイマーが設定できます。瞑想中は時計が見えませんし、キッチンタイマーのせわしない音で、静まり返った心を乱されるのは避けたい。いい音で終われると、気持ちよく次の行動に移れます。プラス、瞑想するとポイントがたまります。ホットヨガのLAVAの創業インストラクターが開発。



本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

身も心も健康に、100年ライフをたのしみましょう!

 

感想『ライフシフト』100年生きる子供が身につけるべき5のスキル

 

リンダ=グラットン著の『ライフシフト~100年時代の人生戦略』を読んだ感想として、つよい危機感を持ったのは、自分の老後もですけど(笑)、やっぱり子供の将来のこと!

とくに、お金を稼ぐ能力は、今までの時代の考え方そのままで行ってしまったら、AIに仕事を奪われて、低賃金労働者まっしぐらになる可能性大。個人の経済力の源となる教育は、確実にこのままではいけない。

子育ても、戦略的に考え直す時代になりました!笑

では、寿命100年の人生戦略として、新しい時代の働き方に対応できるようにするには、子供たちには、どんなスキルを身につけさせてあげたらいいのか?

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。子どもを理系に育てようと一念発起したのは、この一冊が始まりでした。(ブログについて)

いくら個々人が危機感を持って、できるかぎりの変革と投資をしても、効果は限定的です。1人でも多くの子どもたちが、新しい時代に対応する力を持たなくては、いずれ日本は深い谷底に落ち、低迷してしまう。

世界各国で労働市場・教育環境の比較研究をしている著者が書いた『ライフシフト』を読むと、少子超高齢化が進む日本では特に、国をあげて学校教育が変わらなければいけない段階に、すでに来てしまっているように思えました。(なごみ感想)

教育の現場では、そのようなスキルが身につくようなカリキュラムが組まれているのでしょうか?気になるので、調べてみました。

 

国家百年の計ー日本がめざす教育改革とは

 

「人生100年時代構想会議(首相官邸、政策会議HPリンク)」が発案されるずっと前から、ここ日本では、大学受験改革と高大接続からおりてくる形で、小学校での教育改革(文部科学省による)が議論されてきており、その実施が、2020年に予定されています。

はやく来い来い、2020!!

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

教育改革の5つの柱

理数、英語、プログラミング・ICT、アクティブ・ラーニング、運動

[/voice]

これらはいずれも、これからのAI・IoT化の進んだ社会を100年生きるのに、必要不可欠な要素です。

よくよくく見ると、「人生100年時代構想会議」で有識者にもなっているリンダ=グラットン氏が掲げる将来の仕事の内容とも、はからずやリンクしているものばかりでした。これはなごみ的には大発見です!

文科省がやろうとしている教育改革は、『ライフシフト』が予言する新しい世界の生き方・働き方に役に立つ内容だったんですね。

 

2020年小学校の教育改革の5つの柱

[btn class=”bg-yellow big lightning”]・理系への興味・素養を育てる
・小学校からの英語教育
・小学校からのプログラミング教育、ICT教育
・AL(アクティブ・ラーニング)の導入
・運動能力向上、体力増進[/btn]

これら5つの柱は、100年ライフを生きる子供たちが、最低限、身につけておくべき教養・スキルに、ぴったり当てはまります。

そのため、理系子育て案内人のなごみは、この的を射た教育改革に、大いに期待を寄せています。

理系への興味・素養を育てる

AI時代には、IT化の遅れなどから、これまで労働生産性が上がって来なかった日本の場合、今ある仕事の約半数はなくなり、コンピュータ、システム、ロボット等が、人間の代わりに業務を行うようになるそうです。

AI社会では、今の人間には想像もつかないような、新しい仕事が、どんどん生まれます。

その新しい仕事は、理系の素養がないと出来ないものがほとんど。今の子供たちにとっては、理数教育を身につけておくことが、今まで以上に、重要になります。

 

これは非公式ですが、某名門私立総合大学では、文系学部の募集人数を大幅に減らす方針が、すでに検討されています。

その代わり、ナノや医療など世界中が注力している分野の理系学部の募集人数を拡充し、また、日本の文化輸出に関する新学部を設立するなど、これからの仕事に必要とされる人材の育成にシフトしていくようです。

学生全員が理系科目を学ぶのが普通になれば、親より上の世代に染みついた「理系」「文系」という分け方が、なくなる日もそう遠くないでしょう。

 

そんな時代に生きる子ども達ですが、小さな頃から、身の回りにある科学に親が興味を持ち、子供といっしょに楽しんで生活の中に取り入れて行ったら、どうなるでしょうか?

自然と、子どもの心に、理系への興味が沸きますよね。大好きな親御さんとの遊びの思い出として記憶されたら、一生、理科が好きでいられることでしょう。

その子の興味に合った分野が見つかるまで、いろいろなものを試して、親子で一緒に学びながら、遊びをまじえて、好きなことに熱中させてあげましょう!

「理系子育て」のオススメ記事:

「AI社会を生き抜く!文系親が、子どもを理系に育てる10の方法(前編)」

「AI社会を生き抜く!文系親が、子どもを理系に育てる10の方法(後編)」

 

プログラミング教育、ICT教育

これから、子供たちが生きていく世界は、インターネットによって、世界中が個人レベルでも瞬時につながり、AIが普及して、今まで人間が行っていた反復作業を代わりにやってくれ、

新しい時代にマッチしたスキルを持った人材を、世界中の企業が獲得しようとし、低スキルの人材は、世界中の経済移民と低賃金の職を奪い合い、

富める者はさらに富み、持たざる者はさらに困窮し、格差が広がっていく。。。

と、未来学者の間では予測されています。なので、救済措置としてのベーシックインカムの議論が始まっているくらいです。

もしこんな未来が現実に訪れるなら、AI関連の職は増える一方です。

AIやロボットに指示を出すプログラミングスキルを持っていると、食べていける可能性が高まりそう。

 

小さい子供でも取り組める、プログラミング言語は、「Scratch」と「プログラミン」。

<関連記事> 小学校で2020年に必修化!ICT教育の要・子供向けプログラミング言語はコレ!!

 

うちの小1の息子は、自分でプログラミングした、ごく簡単なゲームやアニメーション動画で遊んで、ゲラゲラ笑っています。最初のうち、慣れるまでの数回は、親と一緒にやりましたが、遊びの延長にあるため、どんどん自分で進めるようになりました。3か月経った今では、親は、完成したものを見て、喜びほめる係。

 

ITの導入、ICTの活用は、もちろん、いい事ばかりではありません。マイナス面もあります。

現実問題として、ネット上での防犯対策の備えも、必要になります。

なごみ家では、学校では教えてくれない大切なことシリーズの「ネットのルール」という本を買って、小学生の子どもたちに読ませていますが、アプリ内課金の危険性、個人情報の流出防止策、SNSとのつき合い方など、私では叱り口調になってしまいがちで(笑)うまく説明しきれないところも、読みやすいマンガ形式で網羅してくれているので、とても助かっています。

デジタル情報は、一度オンラインで公になってしまえば、何年も、何十年も、消えることはないので、写真や住所、生年月日などの個人情報の取り扱いには、とくに注意が必要です。むしろ、隠したくなるような情報の方が、破竹の勢いで、日本中、いや、世界中に拡散されてしまう可能性だってあります。

正しい知識を小さいうちから身につけておけば、個人情報の漏洩や、blogやTwitterでの炎上事故を防ぐことができます。

 

また、将来、柔軟な働き方のひとつとして、在宅勤務を選びたくなった時に、

パソコンやネット環境の設定やトラブルシューティングを、自分ですることができれば、仕事環境を整えるという第一関門を、突破することができます。幅広い選択肢を自分に与えるために、ぜひとも困らないように、ICTの基礎知識は、身につけておきたいですね。

広い意味でITを使いこなす力、ICTリテラシーは、マストです。

 

なごみ家がリビングで使っている、タッチパネルもキーボードも両方あって、子供にも操作が簡単、起動が速いタブレットPCはこちらです!

・マイクロソフトSurface

英語教育

とある企業の社員としてキャリアを始めたとしても、国内のみで、日本人同士だけで回っていく仕事は、今後は稀だろうと思います。大企業のみならず、中小企業でも、顧客が海外にもいる、またはインバウンドの外国人も対象にしているというケースは、グローバル経済が成熟してきている今、避けて通れません。

取引先だけではありません。同僚も然り、です。

オフィスでは、隣の席に、アジア各国出身の同僚たちが座り、会議はもちろんのこと、ランチやコーヒーブレイクでも、共通言語としての英語が使用されるのが、国内でも珍しくなくなるでしょう。

そんなとき、ネイティブスピーカーと同じように、とまではいかなくとも、

相手に過度な気を使わせない程度に、英語を話せるようになっておくことは、人間関係を構築するうえで、とても重要なとこです。

 

翻訳や通訳は、AIが人間を超えるのが2024年と言われています。けっこうすぐですね。子どもはまだ、子供でいられる時代に、こんな大変化がやってきます。

でも、適切なジョークを言って、場の雰囲気を良くしたり、人間にしかできない、喜怒哀楽の感情を表現したり、共感したり、相手の意外性を楽しめるようなAIは、なかなか誕生しないことでしょう。Emotional Intelligent(EQ)の分野では、今後もしばらく、人間の競争優位性が保たれます。

よって、共通語である英語で、海外からの友達と笑い合えるくらいの会話力を身につけられる英語の教育環境は、整えておいてあげたいですね。



早期の英語教育に反対する声が古い教育界では多いようですが、世界的に見て、他の面ではすごく優秀なのに英語だけ不得意で損をしている民族は、かなしいことに日本人だけですから、

今までのやり方を変えて、英語の正しい発音を賞賛する雰囲気を小学校という公の場でつくっていくことは、新しいチャレンジだし、実施が楽しみでなりません!

みんな話せるのが普通で、「英語を話せるなんてすごいねー」「発音よくてかっこいいねー」なんて、特別言われなくなる日が来ますように。

 

アクティブ・ラーニング(AL)

「アクティブ・ラーニング」って、聞いたことありますか?「調べ学習」って言ったりもします。

なごみ家の長女の担任の先生がとても熱心で、前期の学校公開の授業で、実際にやっていました。

ディスカッションを通じて活発に意見をかわすアクティブ・ラーニング(Active Learning、略してAL)は、あなたのお子さんが、論理的思考能力や、オリジナリティあふれる面白いアイディアで、いろいろな国の人々と対等に、話し合ったり、仲良くなったり、仕事につなげたりしていくためのスキルを身につけるのに、最適な教育方法の一つと言えます。

 

調べ学習&発表を軸とした、アクティブ・ラーニングを小学校で導入することで、

自分と向き合い、他者と向き合い、自分の意見を発表するスキルと、他のひとの意見にも耳を傾けてグループでより良い結論を導くスキルを、効果的に身につけることができるとして、とても注目されています。

 

そうなると、先生の役割は、黒板に書いて教えることではなく、よりよい議論を導いたり、子供の動機づけをしたりすることに変化します。

教育改革=先生の授業のやり方が変わることになり、こちらも、今までのままではダメなんですね。ただでさえお忙しい先生たちですが、子供たちの未来のためにも、研修もがんばっていただきたいです。

 

大学入試改革の一環としても、アクティブ・ラーニングによって身につけた生徒の能力を、どのように測定・評価するか、その方法が模索されています。評価手法については、まだ検証段階で、はっきりとは決まっていませんが、これをのぞましい能力と定義して授業でやっていく以上、どうにかして、点数を付けなくてはいけません。それはつまり、大学入試のためです。

2006年以降に生まれた子供たちは、とくに、大学受験の時点で、影響があると言われています。

 

体力・健康

100年ライフって、100歳か、100歳以上まで生きるのが当たり前な、人生のことです。2007年に生まれた子どもは、107歳まで生きるようです。(『ライフシフト』(東洋経済新報社)より引用)

 

・・・長いですよね。

想像できますか? 107歳になったお子さんを。

 

100年も生きる自分を、養っていくには、相当なお金がかかります。必然的に、今までよりも、長い期間、働くことになるでしょう。

 

それは、「年金開始年齢の引き上げ」=「定年の再延長」を意味し、もしかしたら、70歳を過ぎても、80、90を過ぎても、人によっては、最期の日まで、普通に働かざるを得ないかもしれません。

となると、健康な体と心の重要性が、ぐっと増します。体力は、知力と並んで、経済力のみなもとです。

 

運動は、体を大きく動かすものであれば、なんでもいいので、その子が好きで、親御さんも安心して続けさせてあげられるものを、よく観察して選びましょう。

 

こころの健康も、知人・友人の身近な話として、たびたび見聞きするようになりました。慢性的な過労やストレスによって、精神的に病んでしまう方も少なくありません。

こころが傷ついたときの応急処置の方法を、小さな頃から身につけておくことで、精神的な回復力(emotional resilience)が鍛えられ、大人になってから、必ず役に立ちます。

手前味噌ですが、なごみは心がザワザワするときは、5分間の瞑想をすることにしています。Yogiでもある私には、瞑想が、ちょうどあっている方法のようです。

どなたでも、自分が一番いいと思う心を癒す方法を、持っていると思います。お子さんには、一生もののスキルとして、こころの応急処置の方法を、伝授してあげましょう。

 

お子さんを、小さな頃から鍛えて、ほめて、リラックスする時間も上手に持つことで、100年ライフの資本となる、健康な心と体をつくっていけるといいですね。

 

子どもが身につけるべき5つのスキル(まとめ)

[btn class=”bg-yellow big lightning”]1.理系への興味・素養
2.プログラミング教育、ICT教育
3.英語教育
4.AL(アクティブ・ラーニング)
5.体力・健康[/btn]

 

これら5つのスキルがひろく普及していけば、日本が、超少子高齢社会に突入してからも、世界で存在感のある国で居続けられるかもしれません。

文科省の教育改革はこれからスタート。保護者としてはハラハラドキドキしながら、今後も注目していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました。

 

(この記事で紹介した本とタブレット端末)