小学校の保護者会・懇親会でのあいさつスピーチ実例

こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。

小学校の保護者会では、突然、保護者が順番に、自己紹介をまじえながら短いスピーチをすることが、よくあります。

上の子が初めて小学校入学となると、勝手がわからず、突然のあいさつのご指名に、頭が真っ白。。。なんてことにもなりかねません。

 

人前で話すことに慣れていらっしゃる方は、お父様もお母さまも、即興でも、とてもお話上手ですが、

なごみはそんなに得意なほうではありませんので、(-.-)

スピーチのトップバッターにならないように、端の席に座らならないように気をつけています。ガチで小心者やーん。

 

突然の自己紹介とごあいさつのスピーチにあわてないために、

実例を参考にしつつ、あらかじめ、話す内容を考えておくと安心です。

 

今回は、学級保護者会・懇親会で使える、自己紹介のスピーチの実例を紹介します。

 

保護者会の流れ

保護者会の流れとしては、大体、

 

①学年全体の保護者会(体育館やホールなどで) → ②各学級の教室で、クラスの保護者会

 

となります。①の全体会は、とくに議題が無ければ、省略されます。

 

②の各学級での保護者会の前半は、先生からの資料をもとにした説明&質疑応答の時間があり、

 

後半は、先生と保護者の懇親会のような形になります。

 

この後半ですね、スピーチするのは。。。

端っこに座っている方から順番に、家での子供の様子などをまじえながら、自己紹介をします。

 

保護者会でのあいさつ・短いスピーチのポイント

 

学級の保護者会・懇親会では、自分の子どものことや家庭について、同じクラスの保護者の方々に知っていただける、

いいチャンスです。

 

悩みごと(それほど深刻でないもの)や、子どもの特徴(乱暴な場合は先に謝ったり、持病のことなど説明)を伝えることで、

お互いを知って、理解が深まり、のちのちの大きなトラブルの種を、小さなトラブルで済ますことができるきっかけになったりもします。

 

できるだけ率直に、自分の言葉でお話をし、愚痴や自慢話に聞こえるものは避けるのが賢明です。

 

制限時間は特にありませんが、多い時で、30人前後の方の自己紹介を聞くことになるので、

1人あたり、30秒~1分間ほどで、長くならないように、ごあいさつをします。

 

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<保護者会でのスピーチのポイント>

 

✔ 1人あたり、30秒~1分間

✔ 率直に、自分の言葉で

✔ 子育ての悩み事(食の細さ、スマホ、夜更かしなど)を共有する。他の人も悩んでいるかもしれないから

✔ 子どもの特徴(お友達に手を出してしまうのを謝る、軽度の難聴、軽度の発達障害、アレルギーなど)を説明する

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では、実際のスピーチは、どのような流れで、話を進めればいいのでしょうか?

 

以下に、スピーチ実例を、いくつかのせてみました。

 

自己紹介のスピーチ実例

 

(スピーチ実例)

はじめまして。〇〇〇〇の母の(父の)、××です。よろしくお願いします。(おじぎ)

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]最初のフレーズは共通です。[/voice]

 

① アレルギーなど持病

 

息子は、エビとカニとナッツ類にアレルギーがあるので、給食の献立によっては、先生の許可のもと、お弁当を持参することがあります。

早生まれで、体も小さい方なので、親としては何かと心配ですが、本人はいたって元気でして、小学校に通うのを楽しみにしていました。

これから、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

② 仕事が忙しい

 

主人と私は、朝が早い仕事なので、息子より先に家を出てしまいます。

朝の交通指導の旗振りに参加できず、申し訳ありません。

できることを探して、クラスのお役に立ちたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

③ 複雑な家庭環境

  → PTA活動に参加できない旨の理解を得たい

 

・ 2年前に離婚しまして、今は、息子と下の娘との3人暮らしです。

・ 認知症の義理の両親を、自宅で介護しています。

片親のため、(介護中のため、)なかなか学校行事に参加することがかなわず、

子どもには、さみしい思いをさせているのではないかと懸念もございますが、

子どもが手に届くところにいるうちは、できるだけ、子どものことにも、目をかけていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い致します。

 


 

④ 子供が乱暴で、過年度に、他の子どもへ迷惑をかけているので、お詫びと通級への理解

 

息子は、小さい頃から、気持ちをうまく伝えられずに、ついお友達に手をだしてしまって、保育園でもトラブルになることがありました。

昨年度は、同じ学年のお子さんにケガをさせてしまい、児童とご家族の方々には、心から申し訳なく思っております。

家では、自分の気持ちを言葉で伝えることの大切さをよく言い聞かせ、本人も反省しております。

特別な支援が必要な子なので、昨年より、学校の先生方や、通級指導の先生方をはじめ、医療機関や、発達支援センターなどの助けを借りて、

感情の抑え方や、友達とのコミュニケーションの仕方を、親子ともども、学んでおります。

これからも、同じクラスのお子さまには、ご迷惑をおかけすることになってしまったら、本当に申し訳ないのですが、

心も体も成長できるよう、精一杯しつけて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

[voice icon=”http://riketama.info/wp-content/uploads/2017/07/c221e976d15d360d2ca2204715b5b6c2.png” name=”なごみ” type=”r big”]

こういった、ちょっと深刻なケースは、言葉を惜しまず、まず、こころからの謝罪を伝え、それから、本人の頑張りを伝えます。

実際に迷惑をかけた手前、自分の子どもをかばうような言葉は、いまは飲み込みます。

担任の先生からも、後押しがあると思います。

心配なときは、先生に連絡帳などで相談して、どこまで踏み込んで話すべきか、よく考えましょう。

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⑤ 悩みごとのシェア

 

うちの子はこども携帯を持たせておりますが、最近、スマホに変えたい、欲しい欲しいと申しております。

「クラスのみんなは持っている」とのことでしたが、本当でしょうか?

こども携帯よりも、スマホの方が、いざという時のために、持たせておくと安心でしょうか?

もし、お子さまがスマホを持っているという方がいらっしゃったら、ぜひお聞かせいただきたいのですが、。。。

 


 

⑥ かるい雰囲気の自己紹介

 

とくに、説明したり謝罪したりと、込み入った事情のない時は、当たり障りのない内容で、明るくスピーチしましょう。

 


 

家が学区の境目にちかく、子どもの足で片道30分弱かかるので、毎日の通学だけで「疲れた~」と申しております。

たくさん歩いて、丈夫な体を作ってほしいと思います。

朝は親子で通学路を歩いておりますので、お見かけになられましたら、ぜひお声かけください。

これからどうぞよろしくお願いします。

 


 

上に4年生のお兄ちゃんがいます。女の子にしては活動的で、何でも上の子と同じにしたがるので、

先日も、放課後、お兄ちゃんのお友達と一緒に遊んでいるときに、〇〇公園のジャンボ滑り台を、スケボーで降りようとしたらしく、(笑)

女の子なのに、顔に傷でもできたらどうしようと、母親としては心配です。

男子とも女子とも仲良くなるタイプですが、これからも、いいお友達に恵まれるよう祈りながら、毎朝、送り出しています。

これから、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

食がほそく、幼稚園の給食も完食できないくらいだったので、小学校の給食は食べられるかな、大丈夫かな、と心配ですが、

こちらの小学校では、給食のなかでも、手作りのパンが特においしいとの評判を伺いましたので、

本人もその献立がでてくる日を、楽しみにしております。機会があったら、わたしも食べてみたいです~。(笑)

これから、どうぞよろしくお願い致します。

 

まとめ

 

小学校の保護者会での、突然の保護者による自己紹介!

短いスピーチながらも、ポイントをおさえて、効率よく、自己紹介できるように、あらかじめ内容を考えておくと安心です。

 

<保護者会でのあいさつスピーチのポイント>

✔ 1人あたり、30秒~1分間

✔ 率直に、自分の言葉で

✔ 子育ての悩み事(食の細さ、スマホ、夜更かしなど)を共有する。他の人も悩んでいるかもしれないから

✔ 子どもの特徴(お友達に手を出してしまうのを謝る、軽度の難聴、軽度の発達障害、アレルギーなど)を説明する

 

説明が必要な、込み入った事情がある場合は、クラスの保護者の方々に知っていただく、絶好のチャンスです!

 

学校で、わが子に何かあった時に、わが子が何かをしてしまった時に、

お子さま本人や家庭の特別な事情を事前に知ってもらっていれば、変な噂を流されたりといった二次的なこと防げるかもしれないので、

お子さんにとっても、ご家庭にとっても、まわりの方からの理解を得ることは、とても重要です。

 

また、自分ではなく、他の保護者の方が、様々なご事情を打ち明けてくださるのを聞く場合もあります。

保護者同士で、おたがいを知り、理解を深めていくことで、担任の先生の、円滑な学級運営の一助になれば、子ども達のためにもなりますね。

 

スピーチの準備をしておき、あとは安心して、保護者の方との交流を、心から楽しめますように♪

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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