アメリカの子ども達が幼稚園で習う5つの魔法の言葉、“5 Magical Words”をご存知でしょうか?
友達をつくったり、遊びに入れてもらったり、おもちゃを貸してと頼んだり、ケンカして、先生が仲裁して仲直りしたり、
子供とは言え、彼/彼女たちの世界では、日々、真剣勝負!
押したり引いたり、子供同士で、様々なやりとりをしています。
そんな人間関係を円滑にするうえで、欠かすことのできない、
ネイティブキッズが幼稚園時代に身につけるべき、5つの魔法の言葉を、
幼稚園で繰り広げられていそうな、幼稚園児あるある会話(しいくいんの想像)の中で、ご紹介しまーす。
(*アメリカの幼稚園では、日本とちがって、クレヨンや紙などの学用品はすべて園で用意し、日本のように個人個人が持って行かないので、貸し借り(sharing)の機会が、毎日あります。)
5 Magical Words
May I ~? (~してもいい?)
A: May I use the yellow pen? (黄色いペン使ってもいい?)
Thank you. (ありがとう。)
B: Here you are. (はい、どうぞ。)
A: Thank you. (ありがとう。)
こちらは、すぐに交渉成立。
Bがお絵描きに使っていた黄色いペンを、スムーズに貸してもらえました。
では、逆に、「ダメ」って言われたときは、どうやって会話を続けるのでしょうか??
↓ ↓ ↓
Please. (お願いします。)
B: Nope. I’m still using it. (だめだよーん。まだ使ってるの。)
A: Alrighty. But I need the yellow one for my chick. PLEA—SE! (わかったよー。でも、ひよこちゃん(を塗るの)に、黄色が必要なの。お願い~!)
( ´艸`) うぷぷ!
Aちゃんが押しの強い子なら、このくらい食い下がれるでしょう。
でも、もし、Aちゃんが、(-_-メ) ムカっときて、ペンを横取りしてしまったら、ケンカですよね。
そこで、先生(T)登場!
T: Is everything OK here, kids? (どう~?順調かしら?こどもたちー)
B: A took my yellow pen! (Aが私の黄色いペン取ったー!)
A: I asked B nicely, but he/she didn’t listen to me! (Bに(貸してくれるか)聞いたのに、私の話を聞いてくれなかった!)
T:・・・(^-^; (心の中では、子供のnegotiation力に拍手!)
T: Oh, I see. Both of you want the same pen. Is that right? (うん、わかりました。ふたりとも同じペンを使いたい。そうゆうことよね?)
T: A, you nicely asked B to borrow the yellow pen, and I am so glad you are polite to ask your friend for something. But, it’s not good to take things from others. Right? (Aちゃんは、Bちゃんに貸してもらえるかどうか、聞いたのよね。おともだちにちゃんと聞けたのは、おりこうでえらかったね。でも、人のものを取っちゃうのは、良くないことよね。そうよね?)
A: (黙ってうなずく。)
T: B, I know you were using the pen first. And you didn’t like your friend took it from you. I know.But did you say yes? or no? to your friend when he/she asked?(Bちゃんが最初にペンを使っていたのよね、先生はわかってるよ。おともだちにものを取られちゃうのは、いやだったよね。うんうん。でも、聞かれたときに、いいよって言ったの?ダメって言ったの?)
B: I said “no.” (ダメって言った。)
T: I see. B, you have to share things with your friend. OK? (そっか。Bちゃん、おともだちに貸してあげましょうね。いい?)
B: OK… (いいよ。)
T: If you say ” you may use it when I’m done,” that would be great. (もし「私が使い終わったら、使っていいよ」って言えたら、すごいわよね。)
B: (顔をあげて、先生の目を見て、うなずく。)
T: Then, shall we say “sorry” together? Can you do that? (じゃあ、一緒に「ごめんね」って言おうか。できるかな?)
Sorry. (ごめんね。)
A,B: Sorry. (ごめんね。)
T: Oh, such good boys/girls/kids!! That’s the way you are~, xx!(まあ、なんていい子なんでしょう!その調子よ~、ン~まっ)
Could you ~? (~してくださる?)
T: Could you show me your picture? (あなたの描いた絵、見せてださる?)
A: Of course! (もちろん!)
B: I draw my doggy, Max. (ぼくはうちのワンちゃんのマックスを描いてるの。)
まとめ
5 magical words は、この5つ。小さく声に出して言ってみてください。
- May I ~?
- Thank you.
- Please.
- Sorry.
- Could you~?
この5つのフレーズ、いつでも、誰にでも、スムーズに言えるようになれたら、いいですね。
英語を外国語として学ぶ際に、
ネイティブキッズが母国語としての英語を身につける方法を、学習に取り入れると、
上達が早まるそうです。
子供の使うフレーズは、基礎の基礎。童謡や手遊び歌もオススメです!
ぜひ、おうち英語のいつもの会話に、5 magic wordsを、プラスしてみてくださいね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。