こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。
人生100年時代に、ひとりでも多くの子ども達が、ハッピーに活躍できる力をつけるには、
AI社会の基礎知識である理系の素養と、世界のコミュニケーションツールとしての英語が必須。
このような21世紀型スキルを身につけられる教育は、どうすれば受けさせてあげられるのでしょうか?
なごみは都内在住ですが、大学まで神奈川県民だったので、都内の学校のことはあまり知らず、先輩ママさんや教育関係の友人・知人に聞いたり、じっさいに学校に行ったりして、自分なりに納得がいくまでリサーチしています。
今回は、理系と英語のうち、後者の「英語」をメインに伸ばすことができる、都内の高校および中高一貫校について、調べました。
英語の読み書きだけではなく、ツールとして、友達づくりやプレゼンに使えるようになる土台を築けるかどうか、
そこが注目ポイントです。
2020年から小学校での必修科目化が決まり、ますます必要性が増してきた、英語の早期教育+中等教育。
英語教育に熱心な都立高校は、以前の記事で、「東京グローバル10(参考記事)」としてご紹介しましたが、
今回は、国私立校もふくめた、「スーパーグローバルハイスクール(東京版)」についてまとめました。
スーパーグローバルハイスクールとは?
文部科学省が進めてきた、国際化教育の推進の一環で、平成26年度に始まったのが、このスーパーグローバルハイスクール(SGH)制度。
全国の高校、中高一貫校に募集をかけ、たくさんの応募の中から選ばれた英語教育重点校は、2017年度で123校にのぼります。
単なる語学習得だけではなく、その延長にあるグローバルリーダーの育成を掲げているため、どの学校もエリートな香りが・・・くんくん。(´ω`*)
文部科学省は、SGHに協力してもらって、グローバルリーダー育成のためのカリキュラム開発に向けて、実証研究するのだそうです。期間は5年。幹事校は、あの筑附(つくふ、と読みます)(文京区)。なっとく。
大学との連携、いわゆる「高大接続」が、SGH適用の前提条件になっているため、SGHのなかには、大学まである国立・私立高が多く見られます。
高校の運営側には、SGHに選ばれた~ということで宣伝効果がありますし、先端的な教育内容を、他校や文科省と共有するチャンスが得られ、カリキュラムの充実に寄与するので、両者は、Win=Winの関係です。
応募した学校のなかで、カリキュラムの継続性や高大接続の面で条件に合わず、採択されなかった学校の中にも、SGHとよばれるにふさわしい、英語教育に顕著な取り組みのある学校が数多くあったため、
SGH-A(スーパーグローバルハイスクールーアソシエイト校)というカテゴリーを作り、SGHとSGH-Aを合わせて、スーパーグローバルハイスクールコミュニティとして活動しているそうです。
SGHとSGH-A指定校一覧(東京)
<SGH(スーパーグローバルハイスクール)>
(国立)
- 筑波大学附属高等学校(文京区)
- お茶の水女子大学附属高等学校(文京区)
- 東京学芸大学附属国際中等教育学校(練馬区)
- 東京工業大学附属科学技術高等学校(港区)
- 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校(台東区)
(私立)
- 青山学院高等部(渋谷区)
- 富士見丘中学校高等学校(渋谷区)
- 渋谷教育学園渋谷高等学校(渋谷区)
- 佼成学園女子中学高等学校(中野区)
- 品川女子学院(港区)
- 国際基督教大学高等学校(三鷹市)
- 早稲田大学高等学院(練馬区)
- 順天高等学校(北区)
- 昭和女子大学附属昭和高等学校(世田谷区)
- 玉川学園中等部・高等部(町田市)
- 創価高校(小平市)
<SGH-A(アソシエイト校)>
(国立)
- 東京学芸大学附属高等学校(世田谷区)
(私立)
- 啓明学園中学校・高等学校(昭島市)
- 東洋英和女子学院中学部・高等部(港区)
- 大妻中野中学校・高等学校(中野区)
- 文京学院大学女子中学校・高等学校(文京区)
中学受験をして入れるSGH(東京)
- 筑波大学附属高等学校(文京区)
- お茶の水女子大学附属高等学校(文京区)
- 東京学芸大学附属国際中等教育学校(世田谷区)
- 青山学院高等部(渋谷区)
- 富士見丘中学校高等学校(渋谷区)
- 渋谷教育学園渋谷高等学校(渋谷区)
- 佼成学園女子中学高等学校(中野区)
- 品川女子学院(港区)
- 玉川学園中等部・高等部(町田市)
- 啓明学園中学校・高等学校(昭島市)
- 東洋英和女子学院中学部・高等部(港区)
- 大妻中野中学校・高等学校(中野区)
- 文京学院大学女子中学校・高等学校(文京区)
中高一貫や私立など100%内部進学できる学校もありますが、なかには、うえに設置されている高校には、上位50%だけが上がれるというシビアな学校もあります。
また、大学まで設置されているけれど、内部生の成績上位者は、こぞって他大を受験する学校もあります(とくに共学の男子生徒と、女子大の併設校)。その辺の事情は、実際に入ってからでないと、わからなかったりしますよね。
よって、エスカレータで大学まであるから~と、のんびりしていられないのが、中受あるある。
また受験生やるかと思うと、親は冷や汗ものですね。(^-^;
お子さんが自分で進路を決めて、自分でがんばるって決めるのは、とってもいいことではありますが!
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも選ばれているSGH
これからの教育では、グローバルに活躍できる能力が、あるに越したことはありませんが、理系の力もまた、必要不可欠な素養です。
英語と理系の両方を、高校で強化できる文理ハイブリッドな学校も、なかにはあります。スーパーグローバルで、かつ、スーパーサイエンスな感じですよ。ムフフ
21世紀の「スーパーハイブリッドハイスクール(なごみ命名)」は、コチラの6校でーす! じゃじゃん!!
<スーパーグローバル+サイエンスハイスクール>
(国立)
(私立)
なんかもう、凄すぎて、、、頭がクラクラしてまいりました。
早稲田大学高等学院は男子校ですが、なごみのまわりでも、ここを目指している男の子の話は、ちらほら聞きます。
名門大学までエスカレータで、スーパーグローバル&スーパーサイエンスとあらば、人気にもなりますよね~。
これらの学校で教鞭を取っておられる先生方のなかには、未来のことを見据えて、今からできるだけのことを子ども達に伝えてあげたい、というお心をお持ちの方が、きっといらっしゃるんだろうな~という、希望のようなものを感じました。
それに、SGHやSHHになっていなくても、先見性のある学校は、日本全国、津々浦々さがせば、きっといっぱいあるんだと思います。
秋田国際教養大学や、北陸先端科学技術大学院大学など、英語特化、理系特化で成功してきている大学もありますし、それの前段階の中等教育でも、教育改革は静かに進行中です。
将来有望な若者たちに、ぜひ大活躍してもらえるような、居心地のいい未来の日本を、
家庭から、学校から、地道につくっていきたいですね!
昔とは様変わりした教育・進学事情について、理系子育て情報について、お役に立つ情報が、拾えるかもしれませんので、通勤やお子様の送迎の待ち時間といったスキマ時間に、
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