こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。
一家に一台、地球儀は、いまや、欠かせない学習道具のひとつですね。
今回は、いま大人気の「しゃべる地球儀」について、機能と使用感、気になるお値段、お得感を比較して、レビューしたいと思います。
さいきん、街中で外国人を以前よりたくさん見かけるようになりました。
観光地やターミナル駅ではもちろんのこと、なごみの住む都内の住宅地でも、訪日外国人が増えて来ているのを、肌で感じます。
子供たちも、幼稚園や小学校で、ALTの外国人の先生方に、慣れ親しんでいますよね。
これからの子供たちが、グローバル化が深化した世界で生きていくのに、
身の回りの外国出身者の人たちの故郷が、どんな所なのかを想像する力である「世界地理」の基礎知識は、かならず必要になってきます。
世界地理の知識は、外国出身の相手の立場を知って、おもいやり、尊重することのベースとなるからです。
人生100年時代はいくら暗記が不要になってくるとは言え、最低限知っておくべき知識・ルールなどは普遍だと、なごみは考えます。
それに、もっと現実的で、近い将来の話をすると、
私立中学受験を考えているお子さまの場合、日本の地理だけではなく、世界の地理も出題されるため、
小さな頃から生活の一部として地球儀に触れていると、いざ、学習が始まったときの、飲み込みがはやくなるという利点があります。
そんなわけで、地理センスを養う「しゃべる地球儀」について、以下の、人気の商品を比較して、ご紹介していきます。
しゃべる地球儀と聞いて、まず選択肢に上がってくるのが、こちらの3つですね。↓ ↓
わが家では、歴代3つの地球儀を使っていましたので、それぞれのメリット・デメリットについて、子供たちの経験から、お伝えできればと思います。
はじめての地球儀はしゃべらなかった
海外生まれの子供たち、りけねこ(姉)とりけまる(弟)は、小さな頃を異文化のなかで過ごしたためか、
国同士の関係(仲が良いか、強いか等)や、民族ごとの特徴、地理(山岳地帯とか砂漠とか)、歴史、建物など、小さな頃から「社会科」的なことに、とても興味があります。
はじめての地球儀は、遠く離れた祖国・日本の位置を教えるために、りけねこが生まれた時に買いました。
最初に買ったのは、何の変哲もない、しゃべらない地球儀でした。こんな感じの↓ ↓
商品の画像をクリックすると、Amazonの通販サイトにとびます。
「行政図」といって、国ごとに色が分けられているバージョンで、国名だけじゃなく、首都や大都市が表示されているので、旅行に行くときの説明に大活躍しました。
海の名称もわかるし、地軸はちゃんと傾いているので、地球のすがたを知るのにも、いいですね。
地球儀があれば、アメリカ東海岸から日本に飛ぶ飛行機が、なぜ、真西ではなく、北部のアラスカやロシアの上空を通過するのかが、一目瞭然です。
このタイプの地球儀が家にあった当時、子供たちはまだ幼く、
地球儀が手の届くところにあると、すごい勢いで回し続けて、遊んでいました。
3~4歳くらいまでは、しゃべらない地球儀で、機能としては十分!(タッチペンとか使いこなせないですし。)
地球儀を見て触って、その丸さを、海のひろさを、陸の広がりを、愛着を育みながら、肌で感じていたようです。
そんなある日、遠心力+子供の押す力でバランスをくずし、倒れて、テーブルから落ちて、ちーーーん。。。
軸の付け根からぽっきり行ってしまい、お気に入りだった地球儀は、逝ってしまいました。( ;∀;)なーむー。
その後しばらくして、わが家に来たのはコチラのタイプ↓ ↓
はじめての「しゃべる地球儀」レイメイ藤井の国旗付き
商品の画像をクリックすると、Amazonの通販サイトにとびます。
わが家にはじめて来た「しゃべる地球儀」は、こちらの「レイメイ藤井 しゃべる国旗付き地球儀」でした。
レイメイ藤井の地球儀のメリットは、
[btn class=”bg-yellow big lightning”]・土台の安定性
・上下左右に動く
・値段がお手頃
・国旗が描かれている
・タッチペンの日本語と英語が簡単に切り替えられる[/btn]
の5つです。
なんと言っても、土台の安定性は、わが家ではマストでした。
レイメイ藤井のしゃべる地球儀は、重さが約2キロで高さがあまりないので、たおれない! やったー!(^O^)
重すぎず、大きすぎずで、ちっちゃい子にも、ちょうどいい大きさ。
国旗が描かれているので、文字を読解しなくても、国旗の絵を見てどの国か判断できるので、視覚情報優位な低年齢の子どもにも使いやすいです。
[btn class=”bg-yellow big lightning”]幼稚園(保育園)~小学校低学年くらいには、本当にちょうどいい。[/btn]
付属のタッチペンは乾電池で動きますので、電源不要。どこにでも持っていけます。
ただ、タッチペンで触れても何も言ってくれない国もあり、接触不良だったのか?もとから情報が無かったのか?
結局、よくわかりませんでしたが、子ども達も小さかったので、元々あまり多くの情報は欲しておらず、不問に付しました。
そして、日本に帰国してから、ひ孫大好きひいばあちゃんが、満を持してプレゼントしてくれたのが、
この、大きくてりっぱな「しゃべる地球儀」でした。
パーフェクトグローブは値が張るけど情報量満載
パーフェクトグローブのネオビジョン。
今もなごみ家で大活躍中のしゃべる地球儀、ネオビジョンは生産中止。在庫も、好評につき完売してしまったそうです。。。
せっかく記事にしても、もう手に入らなくなっているなんて、悲しい。(T_T)
ところが、見つけました!
ネオビジョンの一つ前のモデルは、今現在も、ネットで購入できるようです。
パーフェクトグローブNEO 44,800円
商品の画像をクリックすると、Amazonの通販サイトにとびます。
パーフェクトグローブの地球儀のメリットは、
[btn class=”bg-yellow big lightning”]
・土台の安定性
・上下左右に動く
・情報量が豊富。大人でも感心する内容
・年に一度、大統領の名前などが更新される
・国や民族性を紹介するショートムービーがおもしろい
・国歌が聴ける
[/btn]
こんなにも色んなものを見せてくれるので、本当~に飽きません。
小2の長男が、ゲームやテレビを見る代わりに、しゃべる地球儀で、長時間、集中して遊んでおります。
「〇〇〇スタン」の国々など、親にとってなじみの薄い国のことも、子供たちは、しゃべる地球儀で見て知っていますので、たまにニュースで出てくると教えてくれるんですよ。
いずれ雑学王になるかな~。笑
そんな大満足のパーフェクトグローブですが、デメリットは、以下の4つですね。
[btn class=”bg big”]
・重くて大きい。置き場所を確保しないといけない
・値段が高い
・MACのOSだと、情報の更新ができない
・説明の日本語と英語の切り替えがめんどう
[/btn]
いずれのデメリットも、たまたま、わが家には問題にならなかったのが救いです。
小学生の子ども達が、世界に興味を持つきっかけを作ってくれるのが、きっと、こんな教材なんでしょうね。(^^)
また、内容のデメリットとしては、
ネット通販の口コミでもしばしば見かけるように、パーフェクトグローブは中国製なので、中国の主張に基づいた国境線が引かれている点です。
ちなみに、先に紹介したレイメイ藤井は台湾製なので、台湾が、国家として表示されています。
どちらが正しい国境線なのかは、語り手によって、真逆の答えとなるでしょう。
どこの国で製造されたかによって、国境線の引き方が変わることも学べて、ネットの口コミを書いている人のそれぞれの意見から、その人たちの置かれた立場を想像することもでき、
国際情勢に興味津々な子供たちには、またとない、生きた比較教材となりました。
日本もふくめ、東アジアには領土問題が昔から存在し、主張がはげしく食い違っていることも、大人になるまでに知っておくべき事実なので、
ご家庭では、変に濁すことなく、それぞれの主張を教えてあげたり、いっしょに調べてみたりすると、学びがいっそう深まりますね。
つぎにご紹介するのは、友人宅にある、ちっちゃいけど凄い、ビーチボール?のような、「しゃべる地球儀」です。
ほぼ日のアースボール
商品の画像をクリックすると、Amazonの通販サイトにとびます。
ほぼ日のアースボール、5,940円。
これは、ビーチボールにしては良く出来ているんです!表示もけっこう細かいし、印刷も鮮明です。
専用アプリをインストールしたカメラ付きiPad端末をかかげて、地球儀をカメラで映し出すと、その国の情報が、iPad上に出て来ます。
商品の発送が、まず、面白いですよね!コンパクトですし。
ほぼ日のアースボールのメリットは、
[btn class=”bg-yellow big lightning”]
・値段が安い
・置き場所を選ばない(何なら畳める)
・情報量が豊富
[/btn]
デメリットとしては、
[btn class=”bg big”]
・やわらかい
・軸がない
・クルクル回して遊べない
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どこにメリットを見出すか、どのデメリットがぜったいダメなのか、ご家庭それぞれの、ご意見があるかと思います。
まとめ
今回、ご紹介した地球儀は、全部で4つ。
- しゃべらない地球儀は、インテリア。
- レイメイ藤井のしゃべる地球儀は、知育玩具。
- パーフェクトグローブのしゃべる地球儀は、情報家電&教材。
- ほぼ日のアースボールのしゃべる地球儀は、コンパクト設計。
それぞれのメリット、デメリットを知った上で、お子さまの成長過程にマッチした地球儀が、見つかるといいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。