こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。AI社会での100年ライフをハッピーに生きられるよう、(こどもに悟られぬよう誘導しながら(;^_^A)、二人の子ども達を理系のたまごに育てています。
さて、今回は、おうちで簡単にできる、自由研究ネタをご紹介!のコーナーです。
おうちにピアノや鍵盤ハーモニカなど、音階のわかる楽器があれば、いつでも、どなたでも、簡単にできてしまいます。
小学校低学年の、夏休みや冬休みの自由研究課題にぴったり!外で遊べない日のおうちアクティビティにもオススメです。
自由研究って、子供ひとりで考えてアイディアを出して、実験して、まとめ作業までできるって、稀ですよね。。。
自由研究は、別名「親の宿題」と言われる所以ですが、時短で簡単にできる、子供に大うけの面白いオススメの自由研究ネタを、ご紹介します!
音の高さを調べる
用意するもの
- たたくもの(おもちゃの太鼓のバチ、お箸、マドラーなど。)
- たたかれるもの(家にある、コップやテーブル、本、植木鉢、鍋、ほか)
- ピアノ、または鍵盤ハーモニカ
- ノート、鉛筆
- 提出用のスケッチブックか、白画用紙5~7枚。
[aside type=”warning”]棒で物を叩く際には、折れにくい棒、折れても破片が飛び散らないものにしましょう。また、力を加減して物を叩き、おうちの物をこわさないように、十分注意させるようにしましょう。[/aside]
手順
- バチやお箸などの棒で、色々なものを叩いて音を出す。
- ピアノか鍵盤ハーモニカの鍵盤を押して、1で出した音が、どの音階にあたるかを調べる。
- ノートに五線譜を書き、叩いたもの名前ごと、該当する音階に黒丸(●)の音符を書き込む。
- 提出用のレポートをまとめる。
実験方法と結果
たとえば、コップ。
ガラスのコップ、せともの、木製、ホーロー、ステンレス、プラスチックなど、様々な素材のものがあり、素材によって音が異なります。また、中に水を入れてみると、音階が変わります。(水が入っていると音が低くなります。)入れた水の量でも、音階にちがいが出てきます。
上の写真のように、叩いたもの毎に、音符を書き込んで、メモしていきます。
何を叩いたのかは、絵に残すか、写真を撮っておきましょう。素材を簡単に書きましょう。
実験結果をわかりやすくするためには、叩くもの(棒)は一定にしておいたほうが、比較しやすいでしょう。
叩くもの(棒)の素材を変える場合は、叩かれるものを一定にしてください。
まとめ方
スケッチブックか、画用紙数枚(あとで片側をとじます)に、表紙と実験内容などをまとめていきます。
まとめる時のコツは、とにかく、見やすく、わかりやすくすること!
これは、大人になってプレゼン資料を作る時にも通ずる、レポート作成の基本中の基本です。
- 表紙:題名、日付、名前、関連する絵を描く
- 動機:なぜこの実験を始めたか?ずっと疑問におもっていたことなど、個人的な経験が良いです。
- 実験の進め方:道具と手順
- 実験過程と結果:叩いたものの写真か絵を、音符のとなりに配置して、1ページに4つずつ載せる。
- 結論:実験をしてみて、わかったこと。自分の予測と同じだったか、ちがったのか?わからなかったことがあれば、それも書く。
- 黒マジックで清書する。
[aside type=”normal”]題名と見出しは、大きな字で書きましょう。見出しや、小見出しは、枠で囲んだり、色を付けたりしましょう。[/aside]
自由研究レポートの、上手なまとめ方については、下記にくわしくありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<参考記事>自由研究の簡単・上手なまとめ方~小学校の夏休みの宿題~
小学生のうちに、自由研究のまとめ方の基礎を身につけておけば、日々の社会や理科のノートのまとめ方も上手になります。
このテンプレートを身につけておけば、中学、高校、大学と進んでいった時に、用語や実験対象を専門的にして、内容を膨らませていけばよいので、レポート作成が、ラクに感じられると思います。
たのしい自由研究で、お子さまの理科への興味が育ちますように~♪(*^^*)
最後までよんでいただき、ありがとうございました。