こんにちは、理系のたまごを育てる、理系子育て案内人のなごみです。
小学校の夏休みの宿題と言えば、自由研究!
色々な実験キットが市販されていて、科学館のギフトショップは大賑わい。
なごみも買いましたよ、娘にねだられて、今期、小学生に大人気だった「つかめる水」実験キット。
しかし、わざわざ買ってなくても、探せばあるんです。夏休みの、「親の宿題」とも言われる、自由研究を、無料で、近所で、簡単に、ひとの助けを借りて、おこなう方法が、。。。
それは、
″近所の理系大学の公開講座を利用する″
という方法。
日本各地の大学キャンパスで、同じような自由研究支援のための講座が、たいてい夏休みに一般公開され、ほとんどは、事前に申し込みが必要です。
今回、ご紹介するのは、都内で一番人気かもしれません。
早稲田大学理工学部(正式には「理工学術院」、東京都新宿区)が、毎年8月前半に開催する「ユニラブ~小中学生のための科学実験教室~」です。
開催場所: 早稲田大学理工学術院 西早稲田キャンパス内
(戸山公園と新宿区立スポーツセンターに隣接)
最寄り駅: 地下鉄東西線・JR山手線高田馬場駅より徒歩16分/
JR総武線大久保駅より徒歩16分/JR山手線新大久保駅より徒歩14分
東京メトロ副都心線西早稲田駅3番出口(キャンパス内に直結、休講日は閉鎖)
申込方法:ユニラブ専用ホームページ(「ユニラブ」で検索ください)にて、毎年4月に日程発表。
6月初旬から、申込開始。7月に、受講可否がメールで通知されます。
(注意!)
*定員オーバーの場合は抽選。
*子供1名につき1講座のみ。一人で複数講座に申し込むと、無効になります。
実験内容: 小学校の低学年・中学年・高学年に分けて、例年、20~30講座が開設。
(例)
「ポンポン船をつくって走らせる」「ゴムヘリコプターをつくって飛ばす」
「自分のDNAを取り出す」「プログラミングでゲームをつくる」
「ロボットを操縦する」「ロボットをプログラミングして動かす」
などなど・・・
近隣のお店情報:
午前の部は昼に終わるので、ランチをとれる場所も紹介します。
ファミマ(新宿区スポーツセンター1階、イートインコーナーあり)、
セブンイレブン(西早稲田駅側の門を出て左へ)、
タリーズ(西早稲田駅側の門の内側に大学併設のカフェ)、
マック(西早稲田駅側の門を出て横断歩道を渡る)、他にも、うどん屋、定食屋ひまわりなど、
大学の近隣には、大学生・大学院生のおなかを満たすお店が、いっぱいあります。
また、生協と学食も、営業していれば、外部の人でも自由に利用できるので、
もし工事などが重なっておらず使える場合は、オススメです!
なので、お弁当を持参しなくても、大丈夫です。
ユニラブの歴史は古く、30年前から続いています。
自由研究のネタを提供するというだけでなく、近所の小学生たちに、理科に触れてもらい、将来の理系人材を育成するため、
早稲田大学の理工系研究室の大学院生(M1(修士1年生)が担当)たちが、研究室での実験・研究活動の傍ら、教授陣の指示のもと、ボランティアで、買い出し・準備から、当日の講座運営まで、行ってくれているそうです。
工学系と化学系、情報系の研究室がある西早稲田キャンパスなので、各研究室の基礎研究に関連しているけれど、小学生にもできるようにデフォルメされた様々な実験講座が用意されていて、どれも興味を引くものばかりです。
理系の教授や学生さん達と触れる機会は、そうそう無いもの。
この機会に、子供たちには、実験そのものを楽しんでもらうのはもちろん、
「こんな分野の勉強もあるんだ」
「大学ってこんなところなんだ」
「大学生のお兄さん、お姉さん、かっこいいな」
「教授って面白い方だな」
という、あこがれに似たイメージを、「生きた動画として」持ってもらえたらいいな。
まだ漠然としている自分の将来の姿を、考え始めるきっかけになればいいな。
なーんていう、母の淡い期待は、胸にしっかりとしまいこんで、子供たちに悟られないように、
十分、気をつけますっ!(^^;)えてして、子どもは、親の期待に逆行する生き物ですからね~
わたし個人としては、理系重視ですが、子供の将来の職業選択については、婚家に家業があるわけではないので、
最高の理想形は、子供の自由な意志を、最大限に尊重してあげることです。
好きなことをして、遊ぶように働き、世の中に貢献して、大切な人とともに生きる。
そんな100年ライフを、今の子供たちが、送れるようになりますように!
ご興味を持たれた方は、つぎの夏休みに、ぜひ申し込んでみてくださいね。
楽しいですよー!