こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。都立中高一貫校の人気は、近年、めざましいものがあります。
そのなかで、はやくから適性検査型試験への対策に取り組んできた、学究社が運営する学習塾のenaが、
2018年度は、小学部の授業料を値上げした事件は、現小5、小6の通塾生を持つ世帯の家計を直撃してくれました。
こちらの記事に詳しく書いてあります。→ 都立中受の塾enaが小学生の授業料値上げ!理由は?家計への影響は?
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これじゃあ、サピや日能、早稲アカなどなど私立受験用の塾に通わせてるのと大差ないじゃん!高いじゃん!ぷんぷん
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つい先日、2019年2月からはじまる、2019年度のenaの小学生の部の授業料が発表になりました。
今回もまた、授業料が、値上げされているんでしょうか?
それとも!?
業績好調の学究社が経営方針を変えて新規開校の手をゆるめ、顧客利益の還元(=値下げ)に踏みきってくれるのでしょうか???
ではでは、2019年度enaの、気になる新・授業料をみて参りましょう。
小学生の部では、なんと値下げ!
小3 3,240円 → 0円 △3,240円の値下げ!
小4 14,040円 変更なし
小5 31,320円 → 29,160円 △2,160円の値下げ!
小6 41,040円 → 36,720円 △4,320円の値下げ!
なんとなんと、嬉しいことに、enaの授業料が、月額で2,000円~4,000円前後、値下げされているではありませんか~(^▽^)v
やった、やった!!
小3を値下げをしたのは、わかります。
出足のおそい都立中志望者は、私立中受験志望者の最高峰サピックス&四谷大塚とちがって、年長から入塾したりしませんからね。
小3で入塾するのは稀で、早くて小4から、小5の夏休みくらいから、クラスの人数が増えました。
入塾するまでは、近所のそろばん塾に通っていたり、公文に通っていたり、ご家庭で通信教育をしていたり、または、何もしていなかったり、といったお子さんの層が、小5から入って来るようです。
ですから、小3の時点では無料にしないと、小4生の囲い込みができない、ということだと思います。
小4は据え置き。まあ、いいでしょう!月々1万4千円くらいなら。週2日だし、週1の習い事2つ分の月謝と同レベルです。
小5の値下げ。いいですね~。週3日で、ちゃんと面倒を見てくれて3万円切るあたりは、かなりいい価格設定なんではないでしょうか。価格競争力あります。
小6の値下げ。なんと、4000円超の値下げです。ありがたいですね~。よかった、よかった。
昨年度の値上げで、一時期、本当にやめようかと思いましたからね。(娘も乗り気じゃなかったし。)
通期の授業料が、2018年度のように4万円超で、都立目指す家庭にとっては高すぎる感があると、
夏期合宿や日曜特訓など、プラスαの部分にお金をかけづらくなる心理が働きますよね。
だから、今回のように、月額で抑えても、むしろプラスαの希望者が増えて、収益はアップするんじゃないでしょうか?
適性検査型試験は、都内の私立校でも導入する学校が増えてきていますし、
2024年以降に改革が本格化する大学受験でも、はやいうちから適性検査型に慣れておくことで、
有利にたたかえる素地が作られると思われるので、これからも、enaの需要は低下しないのではないかと思います。
都立中受検生の保護者の味方として、子供たちの指南役として、顧客層の財布と時代の空気に合った価格設定を、今後とも、よろしくお願いいたします。m(_ _)m