こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。人生100年時代をハッピーに生きられるように、二人の子どもを理系のたまごに育てています。くわしくは、ブログについてとAI社会を生き抜く!文系親が子供を理系育てる10の方法をご覧ください。
自由研究を家庭でやるようになって数年。夏休みの宿題だけでなく、冬休みや、悪天候でお出かけが取りやめになってしまった週末、ホームパーティーの子ども向けの余興などで、簡単な理科実験をしています。
自由研究は、ただやるだけよりも、最後に一冊のレポートにまとめる方が、子どもの身につきます。とくに、家でできる自由研究は、身近で簡単な題材ばかりなので、お子さまの年齢に合った気づきを得ることができます。
今回は、そんな自由研究のまとめ方のコツを、小学校の夏休みの宿題として提出することを前提に、紹介させていただきます。理科の自由研究だけでなく、社会科のまとめ学習も、ベースは同じで、応用できます。
りけたまブログで反響の大きかった自由研究の記事まとめ
まず、当ブログで、PV数の多かった簡単な自由研究のやり方については、下記をご覧ください。
<参考記事>
では、親子でやってみた自由研究を、小学校提出用のレポートの形に仕上げる際のコツを、ご紹介します。
必要なもの
- 分厚くないスケッチブック
または、
- 画用紙数枚と細ヒモ(さいごに紙をまとめて片側とじ)
- えんぴつ、消しゴム
- 30㎝定規
- カラーペン
- 黒い油性ペン(清書用)
- のり(写真を貼る場合)
自由研究まとめ方のコツ
まとめる時のコツは、とにかく、見やすく、わかりやすく!
余白と、区切り線、ルールのある色使い(3色まで)を取り入れて、何も知らない人が読んでも、わかりやすい仕上がりを目指します。
これは、大人になってプレゼン資料を作る時にも通ずる、レポート作成の基本中の基本です。
- 表紙:題名(20字以内で簡潔に。短いタイトルと小見出しに分けてもよい)、日付、名前、イラストをかく。
- 動機:なぜこの実験を始めたか?ささやかな疑問など、個人的なエピソードが◎。実験前の予測も書く。
- 実験の進め方:道具と手順を淡々と。
- 実験過程と結果:実験結果と実験中の写真か絵をのせる。
- 結論:実験からわかったこと。自分の予測と同じだったか、ちがったのか?実験ではわからなかったことなど。
- 黒い油性ペンで清書する。
[aside type=”normal”]題名と見出しは大きく。見出し、小見出しは、枠で囲んだり、色を付けたりしましょう。[/aside]
親の世代は、自由研究といえば、大きな模造紙にまとめましたが、現在の公立小学校では、教室内や廊下の限られたスペースに掲示したり並べたりするので、スペースの関係上、スケッチブックやふつうサイズの画用紙にまとめて提出する形が多いようです。ただし、模造紙で提出と指定があれば、そのようにしましょう。
自由研究をコンクールに応募しよう
自由研究レポートがうまくまとめられたら、小学生向けの理科自由研究コンクールに応募してみましょう。
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