2018年も高倍率だった、都立中高一貫校の適性検査。
受験日(受検日)はいつ? 都立校同士で、複数受検することはできるの?
おすすめの併願先は? 受験日が重なって、受けられない学校もあるの??
こんにちは、理系子育て案内人のなごみです。人生100年時代を生き抜く力を子どもたちに身につけてもらいたくて、理系子育てに目覚めました。くわしくは、お時間のある時にでも、ブログについてをご覧ください。(^v^)
リケジョのたまごである長女りけねこが、都立中高一貫校への合格を目指して、受検準備をしているため、さいきんは、都立中受や塾の記事が増えています。
<都立中高受検と塾選びの関連記事はコチラ>
【中受初心者パパママ必見】小学生の塾の帰宅時間は何時くらい?塾弁は必要?
さて、都立中高一貫校受検するかどうかをこれから検討するとなると、親が知っておくべき基礎知識が、実はいっぱいあります。
今回は、都内の中学受験情報や常識を何にも知らなかった、能天気な母なごみが、
娘が急に中学受験をしたいと言い出してから、受験情報をゼロから調べるうちに得た知識のなかから、
都立中高一貫校の受検日や併願先の学校について、まとめました。
都立中高一貫校の受検日
都立の受検日は、毎年、2/3の一日だけです。
よって、都立中高一貫校を複数校受験することはできません。併願するなら、私立中学になります。
あるいは、都立中を一校だけ受けて、ダメだったら地元の公立中に進学する道があります。
都立同士で併願できない事実は、なごみにとっては盲点でした(T_T)
これをもっと早くに知っていたら、都立専門の塾ではなく、都立も私立も、両方とも受けられるような対策をしている塾にしたかな~と思うので。
適性検査とは
都立中高一貫校は、私立の入試とは、内容がまったく異なります。
公立なので、小学校で習った範囲を超えないようにしてはいますが、試験内容は、都立高校の入試問題に形式が近いです。
そして、2020年度から実施される大学入試改革を受けて、センター試験に替わってあらたに導入される、「共通テスト」とも似通った点があるそうです。
都立受検には、どのような対策が必要かと言うと、
「偏差値60くらいの私立中の入試に受かるくらいの4教科の知識・学力、プラス、記述式問題をササっと解ける作文力」
が身につくような勉強です。
(ただし、小石川に関しては、偏差値70前後の国私立難関校向けの受験対策が必要だと、なごみは感じました。)
都立中は、私立中入試より難易度が低いと思われがちですが、決してそんなことはなく、
12歳の子どもには、けっこうハードルが高い問題が出ています。
適性検査の実物は、下記の適性検査の関連記事から、ご覧いただけます。
<適性検査の関連記事>
都立中高一貫校の適性検査を親が受けてみた!合格ラインを目指すブログ
都立中高一貫校の合格発表
合格発表日は、2/9です。
即日合格発表の私立とちがい、都立の場合、2/3の試験日から合格発表まで、約1週間、あいだが空きます。
その間、併願した私立中の手続き締切日があれば、入学金の支払いや事務手続きなどが必要です。
2/4は、入試日に設定している私立中がたくさんあるので、併願していれば、試験日にあたるかもしれませんね。
都立中高一貫校を受ける際の併願先(私立)
近年、従来の4教科型の入試問題に加えて、適性検査型入試を導入した私立中高は、増加傾向にあります。
適性検査型に近い、総合型入試、思考力入試、自己アピール・表現型入試も含めると、2018年で、130校もの私立中学が導入しました。
この流れは、高倍率の都立中受を目指している子ども達にとっては、もしもの時の選択肢が増えるので、よろこばしいことですね。
私立中受の問題傾向が、都立寄りに変化してきた背景には、都立ざんねんだった組の受け皿になりたいという定員割れを起こす私立校だけでなく、
やや人気のある中堅の私立校も、2020年に実施される大学入試改革に先駆けて、
適性検査型入試の勉強で培った21世紀型に必要とされる学力・スキルを身につけている生徒を取って、
来るべき大学入試改革での合格者輩出に備えたいのかな~と、なごみは推測しています。
併願私立校リスト
併願先として、一緒に受験されている私立中学校を、以下の記事で紹介しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(^^)
お子さまに合う学校が見つかりますように~♪